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失われた記事の記憶をたどりながら。 先日の異口同音:「現代用語のクソ知識」からの逍遥記録。 その1。 "PARQUE"から「悪夢の事典」 トップページの明るさに対比してグロテスクな、悪夢の事典のページデザインにひるんで内容まで読んでいなかったのですが、数日おいて読み返してみるとなかなか面白いことが書いてあるので記録しておきます。最新の記事で2001年なのでちょっと時事ネタとして古いことも書いてありますが、その指摘する問題は現在も変わっていないので楽しめます。いや、楽しんでいてはいけないのかもしれないけれど。 その2。 「杉田整形外科内科クリニック」より「現代用語のクソ知識」 トップページからのリンクでは「無意味ダス」なんですが。整形外科クリニックの公式サイトとは思えない過激な発言があふれていますが、鋭いところを突いている意見も多く、一笑に付すことはできません。ここに通底している主義主張についてはあえて触れませんが、ひとつだけ気になった話しがあったので追求してみました。 その話は、"Finland"(フィンランド)という国名が実は蔑称としての意味を持っていて、本来"Suomi"(スオミ)と呼ぶべきだという意見で、これは初耳だったのでちょっと検索してみました。 「フィンランド 蔑称」で調べてみると、確かにそういう意見も散見されるのですが、現にフィンランドの方がその呼び方を疎ましく思っているとか、そういう話はありませんでした。一方で、スカンジナビア半島北方の"Lapland"(ラップランド)の"Lap"という言葉は、ラップランド地方の先住民族に対する蔑称のニュアンスを含んでいたため、現在ではその民族の自称にならって"Saami"(サーメ)と呼ぶようです。ラップランドという地名は特に言いかえがなく、そのままのようですが。 差別意識は別として、フィンランドの母国語ではフィンランドのことを"Suomi"ないしは"Suomen Tasavalta" (スオミ共和国)と呼ぶのも事実のようです。フィンランドと呼ぶかスオミと呼ぶかは、ジャパンと呼ぶかニッポンと呼ぶかというレベルのようです。"JAP"だと少し微妙ですが、"FIN"とかもそういう危うさを持ってるんでしょうか。 さて、フィンランドの話を検索していて、あまりこの話題と関係なかったのですが、面白いページに漂着しましたので紹介しておきます。 「館淳一の電子書斎」より「雑学BBS」 真のトップページはまた別にあるのですが、作家さんのサイトです。「電子書斎」のほうに関してはおおむね平和で知的な話題が繰り広げられています。 アメリカ大リーグのチームのニックネームでは「ドジャーズ」が蔑称であることは前に記しました(市電に飛び乗り、飛び降りて、料金を支払わない「乗り逃げ野郎」)。 球団側はこれを嫌っていろいろなニックネームを考えましたが、いずれも野球ファンから受け入れられず、仕方なく蔑称を「愛称」として受け入れています。 このあたりに引っかかったのかと。そうか、ドジャーズって乗り逃げ野郎たちだったのか。このあたりも調べると面白そうだけれど、それはまた後日。 今日の尋ね人:"Sarah Rieman"(5件) 世界中探せばやはりいるもんですね、「サラ・リーマン」さん。当然女性なんでしょうが。リーマンさんはドイツ系の名前なので、ドイツ語表記で"Riemann"として検索すると若干件数が増えるのですが、ドイツ語とすると"Sarah"が「ザラー」になってしまうような気がするので、パス。 関係ないけど、ドイツ語だと母音を伴う"s"の音が有声音(ザ行の音)になってしまうので、無声音だと優しげな女性名が、急に強そうになってしまうことがありますね。"Sophie"さんが「ゾフィー」だったり。ウルトラの兄じゃないんだから。"Ursula"さんが「ウルズラ」になったり。英語読みで「アーシュラ」としても日本人としては「阿修羅」を連想してしまうから、これはこれで恐いか。
by antonin
| 2004-11-18 22:52
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