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安敦誌


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速いディスクがあればいい

Windows 7が今年中にリリースされる見込みらしい。

「Windows Server 2008 R2」のRCダウンロード開始:「Windows 7はホリデーシーズンに発売」とMSが正式発表 - ITmedia +D PC USER

噂では、Windows 7はWindows Vistaより応答性が高いという噂だ。その他にもタッチパネルディスプレイに対応しているだとか一応目新しい特徴はあるものの、基本的にはVistaが売れなかった最大の理由である互換性と応答性の悪さを改善しただけのマイナーチェンジ品になるらしい。内部バージョンが7.0ではなく6.1になるのも、VistaのNT6.0がXPの5.1から1桁目のメジャーバージョンを変えてしまったがために多くのアプリケーションが互換性問題を引き起こした反省であり、Vistaとの親和性を取るためだという。

要は、中身はVistaと大して変わらないが、とにかくVistaの悪印象を払拭するためのバージョンアップになるようだ。この2年余りでハードウェアも着実にパフォーマンスが上がってきており、重量級のOSを動かすのに十分の体力が付いてきている。

ただ、Vistaにとって最大の誤算だったのが、HDDのアクセス速度があまり改善していないというところにある。プロセッサのクロックスピードが頭打ちになったのはそれほどのダメージになっていないが、ハードディスクが容量拡大競争のほうにばかり走ってしまい、実効アクセス速度がほとんど上がっていない。もちろんSATAによって最大転送速度が上がったり、キャッシュメモリの容量が増えたりはしているが、コストダウンのために内部ディスクは2枚、ヘッドは4個というような構成はほとんど変化していない。回転数は5400rpmから7200rpmが主流になってはいるものの、バイト容量の増大にはまるで追い付いていない。

最近になってフラッシュメモリを使ったSSDも出回り始めているけれども、それにしてもランダムアクセスに多少強いという程度のもので、圧倒的な高速デバイスにしようと思えば、目玉の飛び出るような高コストになってしまって一般のPC市場に影響を与えるような段階に無い。けれども、最近異様に安くなってきたSDカードを8枚装着することで高速SSDになるような面白いデバイスも出回っているし、将来的にはOS起動専用、あるいはプログラムデータ専用ドライブとしてSSDがマザーボードに取り込まれる時代もやってくるかもしれない。

こうなれば、今で言うC:\Windows\とC:\Program Files\はほぼリードオンリーでランダムアクセスに強いマザーボード側に置き、データドライブは安価で大容量のHDDに置くという構成が取れる。要求特性が限定されれば、汎用目的のHDDやSSDよりもパフォーマンスの格段に良いものが現れるかもしれない。ただ、歴史を振り返れば、このような特定要求に特化した製品というのは企画倒れに終わることもまた多い。結局のところ汎用品に圧倒的な価格差を付けられ、キャッシュフローの大きい汎用品のほうが研究開発費も潤沢で、最終的には特定性能でも汎用品が勝って勝負あり、という流れが多い。

そう考えると、すでに主流となっているHDDにはフラッシュメモリに負けないアクセススピードを付けてもらう必要が出てくる。考えてみると、HDDさえ今の10倍速程度になってくれれば、Vistaだって起動時間が半分以下になって、その最大の弱点が無かったことになってしまう。もしも20%増しのコストで倍のアクセススピードが実現できるHDDが登場したら、市場の様子が一変するだろう。

私は最新HDDの詳細な技術動向を知らないのだけれども、垂直磁気記録のような高記録密度化以外の技術は、意外に進歩していないように見える。たとえば単純にヘッドの数を倍に増やせば、転送速度は倍になる。ディスクの枚数を倍にしたらコストも相当かさむだろうが、ヘッドに形成されるTMR素子を倍に増やすくらいなら、それほどの高コスト化にはならないのではないだろうか。

アームが1本ならシークタイムは短縮できないが、2本のアームを装備すれば、いろいろなことができるようになる。内周と外周にそれぞれのアームを割り当てればシークタイムが短縮できないか。シーケンシャル・アクセスが続くときには近接したトラックに2本のアームを持ってくることも、アームを離れた位置に装備すれば不可能ではない。ソフトウェア的な工夫によっては、論理ドライブごとにアームを割り当てることも不可能ではない。その程度のことなら、もうやりつくされているのだろうか。

最近買ったSeagateの1TB HDDは、ビデオカメラから読み取ったHDVデータを1時間ほど記録すると触れないほど熱くなる。ディスクの回転速度もこれ以上はそうそう上げられないだろうし、プロセッサのマルチコア化に低コストで対応するとすれば、必然的にマルチヘッドになるような気がする。Windows 7が発売される頃に、SATA2インターフェイスが遅くて使えねーぜ、なんてハードディスクドライブが日本から登場したりすると非常にカッコイイのだけれど、どうだろうか。

--

と、ここまで書いて飲みの誘いがありましたので、これから出かけてきます。ウヒヒ。

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追記。朝までかかりました。ヨメには大不評。

HDDの話、シングルアームでは読み書き中はシークができず、シーク中は読み書きができない。これがマルチヘッドになると、あるヘッドが読み書き中に残りのヘッドがシークに走り、読み書きが終わる頃には次のヘッドの読み書き準備ができているという、コンピュータの世界ではおなじみの多重資源活用が可能になる。このあたりが解になるのかな、という気がする。
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by antonin | 2009-05-22 23:17 | Trackback | Comments(0)
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