安敦誌


つまらない話など
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いろいろと考えた

が、まだまとまらず。メモだけ。

--
「借金を踏み倒そう」

そろそろ、歳出削減と増税によって国債を償還するというのを諦めようか、という話。高齢者に偏在している現金預貯金がパーになってしまうが、そのほうが本気で社会保障システムを立て直す契機になるから善かろう、というような感じだが、まぁ今のところ実現不可能。しかし、おそらくは近い将来に検討しなくてはならない課題。参政権を得る前に膨大な借金をこさえられてしまった世代が主力になる時代には、むしろこれをやらないと経済が活性化しないだろう。

経済学的な分析は、こちらがわかりやすい。

国債残高 など公的債務の急増:財政再建は、一般会計、特別会計、地方自治体、社会保障も含めて総合的に見ること

せっせと積み立てや保険契約をしてきた市民はバカを見るが、土地持ちはおそらくダメージを受けない。まぁ、それも日本的でよろしいかと。

--
「夜間電力が高くなる」

これは、生活に直結する、ちょっと切実な話。先日やっと柏崎刈羽の原発が一基だけ運転を再開したが、依然電力供給体制は逼迫が続いている状況。そもそも原発が出力調整実験に成功していたら夜間電力が余るという事態も深刻な問題にならなかったらしいのだが、なかなか政治的なあれこれがあって自由に実験ができる設備でもなし、現実には難しい様子。そんな中でオール電化住宅だけが思いのほか普及してしまい、かつては昼間電力の7分の1程度の価格で提供されていた深夜電力も、今では3分の1程度にまで格差が縮んでいる。

ここに加えて昨今の「エコ」ブームで、自動車の脱石油依存化が叫ばれている。もし本当にバッテリー式の電気自動車が普及してしまうと、昼間は自動車が道路を走行しているので、営業が終了する夕方から夜半に充電のための電力需要が集中してしまう。こうなると、かつて夜間割引が存在していた携帯電話通話料と同じように、夜間シフトが進みすぎて、むしろ割増料金を取りたいほどになってしまう可能性すらある。そこへ太陽電池発電の伸びなどが加われば、その傾向は一層加速するだろう。

もちろん、電気自動車が走りながら受電できるほどのインフラが普及すればまた状況が変わってくるが、それまでにはかなりディレイが発生し、電力価格の調整が難しくなる時期を挟むことは避けられないような気がする。投機によって高騰していた原油価格を反映するための価格調整策が、今頃足を引っ張っている電力各社は、きっと頭を抱えていることだろう。まぁ、危機というより、「面倒だなぁ」という程度ではあるだろうけれども。

--
「黄色いランプから始めよう」

これも上の電力のネタに少し関係する話。LEDの性能が上がり、同時に価格が下がってきて、ようやく照明用途の市場が射程に入り始めている。しかし、まだ起爆剤となる市場がない。将来的には現在白熱球が頑張っている分野、つまり、小型照明、調光照明、直流照明の3分野に集中して白熱球を置き換えていくものと考えられる。高照度野外照明では水銀灯にかなわないし、室内の主照明ではすでにインバーター式蛍光灯が高い効率を実現しているので、特に置き換えの必要が生じない。そういう意味では、今後は白熱灯に匹敵する演色性が求められるようになるのだろう。「肉がおいしく見えるLED」なんていうのは、もう売られているのだろうか。

それはそれとして面白いのだけれども、もっと置き換えやすい分野があるのではないか。それが、「黄色いランプ」。白熱球にはわかりやすいトレードオフがあって、フィラメント温度を高くすると輝度が上がってワットあたりの光束が上がり、電力効率は高くなる。代わりにフィラメントからの金属蒸散が増え、寿命は急速に短くなる。だから、とにかく長寿命が要求される常夜灯や点滅球には、フィラメント温度を低く抑えるタイプの白熱電球が使われてきた。このタイプのランプは、寿命が長い代わりに、赤外線域に片足を突っ込んだ黄色い黒体輻射スペクトルを持つため、照明としての効率は落ちる。

わかりやすくいえば、自動車のウィンカーとブレーキランプがこの特性を持っていて、実際に長寿命・高輝度LEDが真っ先に使われ始めたのもこの分野だった。まだコストが高いので、最先端が売りになるような分野に使われることが多いが、そろそろホテルのフットランプあたりから「エコ」を訴求する分野に入り込んでいけるのではないか。特に、夜間電力が上昇してくれば、業務用の常夜灯に採用する動機も出てくる。変わった分野では、刑務所の常夜灯を全てLEDに変更して夜間電力を削減、などと言えば、お役人さんが喜ぶに違いない。まとまった数量の常夜灯を必ず毎晩使用してくれるという意味でも、良いフィールドテスターになると思う。

最終的には一般家庭の「ナツメ球」がLEDに置き換えられていくとは思うが、今のところ品質の悪い製品ばかりが出回っており、「LEDダメじゃん」という印象が静かに広まっている。先行投資という意味で、信頼性に優れ、十分な光束を得られるLEDナツメ球を店頭に並べておいたほうがいいように思う。

--

てな感じで。
寝る。
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by antonin | 2009-05-29 00:00 | Trackback | Comments(0)
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