安敦誌


つまらない話など
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親愛なるテオ

ゴッホの耳を切り落としたのは、ゴーギャンだという説が湧いているという。

Van Gogh's ear was cut off by friend Gauguin with a sword - Telegraph

まったく、人の心のわからない奴だ。なんという、常識的な奴だろう。確かに、普通の人間の感覚からすればそう考えるのも無理はない。だが、彼はフィンセント・ファン・ゴッホだ。彼がどのような気持ちで自分の耳を切り落としたか、その心情が私には手に取るようにわかる。情景が目に浮かぶ。おそらく、ヨメも同感だろう。ただし、ゴッホの視点ではなく、ゴーギャンの視点から。

ゴーギャンはおそらく、ゴッホの優れた感性と、その情熱に強い共感を示していたはずだ。しかし、共に創作意欲の翼を広げるはずのアルルで起居を共にするうちに、ゴーギャンが示すほんの些細な、極めて自然な不平に対して、ありえないほど強い感情の起伏を繰り返して過剰反応するゴッホに耐え切れなくなり、彼の元を離れることを告げたのだろう。

そして、またしてもそのような結末になってしまった原因であるところの自分を呪い、そして哀れんで欲しい気持ちが抑えきれない感情の起伏となり、気が付いたときには、つねづね夢で見ていた「自分の耳を切り落とす」という情景が、もはや覚めない夢のように目の前に広がっていたのだろう。もちろん、その行為はゴーギャンを引き止めるよりは立ち去るきっかけとなったに違いない。

数日は心を落ち着けようとしていただろうが、包帯の巻かれた自分の姿を描き終わると、包帯の下から出てきたのはどうしようもなく醜く変わった自分の姿と、友の不在というどうしようもない現実だ。終わった。芸術も南国も、何もかも状況を変えてはくれなかった。もういいだろう。よくやった。ありがとう。さようなら。享年37歳。ゴーギャンとの別れから7ヵ月後。

--

萩野(伊藤)純一郎。IPv6の有力な実装者。享年37歳。

過ぎていった人へ

--

恥の多い生涯でした。津島修治、享年38歳。

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ノーマ・ジーン、享年36歳。

--

まぁ、そんな具合で危機だったのだけれども、私には理解ある妻があり、3人の可愛い子供があり、観世音菩薩も付いている。仕事もそれなりにできていると思う。実に幸運なことだ。

人身受け難し、今既に受く。
仏法聞き難し、今既に聞く。

以前なら「なぜ人に生まれてしまったのか、なぜこれほどに苦しみの中に生きなければならないのか」などと思ったところだったが、今では素直に仏法を聞くことができる。これは大きな進歩だ。

安敦37歳。もう、キリスト教やユダヤ教や明治神道の布教に惑わされることはない。彼らは彼らとして勝手にやればいい。こちらも仏教徒となった今ではこちらの立場から自分の生き方を貫かせてもらうことにする。

他者との関係は、信仰などどうでも良いのであって、どのような言動が取れるか、結局のところはそこに尽きる。それでいいだろう。それが信仰の自由だ。
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by antonin | 2009-06-28 03:30 | Trackback | Comments(0)
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