安敦誌


つまらない話など
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最新の知見

苦しかった。いや、現在進行形で苦しいのではあるのだけれども。

偽装うつ病だのなんだのと言われて苦しんできたが、アメリカでの最新の研究によると、私は境界性人格障害という精神障害もちであることが、最近になってようやく確信できた。しかしこれはほんの最近になって知られた障害であり、その治療法というものも確立しているとはいえない。特に投薬療法主体の日本では全く歯が立たないというのが実情だが、とにかく良書に出会えた。これも仏縁と感謝したい。

境界性人格障害(BPD)のすべて

ジェロルド・J. クライスマン / ヴォイス



つまり、私が抱えている問題は一時的な疾病などではなく、成長期の心的外傷、より具体的には児童虐待によって大脳辺縁系の一部である海馬が損傷し、これによってストレス受容限度が低下してしまうというものであった。言ってみれば、引越しのアルバイトで腰を傷めると一生完全には回復せず、腰に過大な負担を掛けられない腰痛もちになってしまうのに似て、一度強烈なストレスを受けて海馬を萎縮させてしまうと一生完全には回復せず、一定限度以上のストレスさえ与えなければ正常な人と変わらないが、正常な人ではやり過ごせる程度のストレスでも過大な心的痛みを覚えて、それに対する防御反応として突発的な強い怒りを示してしまうというような障害であった。

ところが私の場合、両親には愛情を注がれて育ってきたので、家庭内での児童虐待というのは、どう考えても当たらない。むしろ、私の母が核家族の孤立した環境の中で私を育てたことで、母子の結びつきが過剰な状態になってしまい、自立心の発達が遅れたのが理由の一点であると考えられる。しかしこれは遅まきながらも成長を果たせば済むものであったが、小学校3年生のときの転校でいじめに遭い、そこで未発達な精神が大きなダメージを受け、臓器としての海馬に不可逆的な萎縮を発生してしまったというのが直接原因らしい。

これはもう、今さらどうしようもないとしか言いようがない。仏法を修めることでストレスのやり過ごし方を学ぶことはもちろん可能だろうが、やはり通常の人よりも弱いストレスで怒りが爆発してしまうことはある程度避けられないものらしい。そして最近の生活の中で、育児、就労環境、職務内容などの山場が重なってしまったことによりストレスが臨界値を越え、怒りの爆発が多発していたというのが実情らしい。

このことをもっと早くに知ることができたら、また違った生き方もあったのかもしれない。だが、なにしろ解明が進行中の障害でもあり、これももう、今さらどうしようもないとしか言いようがない。問題は、今から先をどう生きるか、ということしかない。すでに失った信用を回復し、腰痛をかばって働くようにストレスを避けて働き、そして背伸びした自己愛的な生き方ではなく、精神障害者として身の丈に合った生き方をしていくしかない。これが、ついさっき得た結論だ。

この結論を、爆発的にカミングアウトするのではなく、職制を通じて適切に通知し、高機能性精神障害者としての私を、うまく扱う方法を徐々に職場に浸透させてもらうしかない。場合によっては職場を変える必要もあるかもしれないが、とりあえず一度はやれるだけのことをやってみたい。今の職場の仕事はとても気に入っているから。ただ、職場の人間関係は一度ズタズタになってしまったから、あまり期待せずに説明に努力することにしよう。私には観世音菩薩様がついていらっしゃる。きっとなんとかなるはずだ。

自分自身という存在の不可解に悩み、治ると言われたうつ病がいつまでも治らず、死ぬべきか生きるべきかの狭間に今も生きている仲間たちに、安心して生きる希望を与えたい。まだあまり知られてはいないが、事態はかなり解明されている。適切に扱えば、我々にはきっと生きる価値があるはずだ。きっと生きる価値があるはずだ。
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by antonin | 2009-07-03 23:44 | Trackback | Comments(0)
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