安敦誌


つまらない話など
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現代のおとぎ話

昨日の話題をまた。

昨日、一気に「電車男のまとめサイト」を読み終わって、今日はAmazonで書評を読んだり、「電車男の時刻表」というところでいわゆる「後日談」を読んだりした。結局のところ、美談と持ち上げる意見と、眉唾物でバカミタイとする意見があるのだけれど、個人的には美談でいいのではないかと思っている。




おとぎ話を楽しめるのは、大人と子供なのだと思う。他に何があるのかと思うかもしれないが、思春期から青年前期の若い人がいる。子供は、その無知のために、おとぎ話を聞いて夢のような空想ができる。一方で大人は、荒唐無稽とも言える話にも、自分の経験を投射して独自の物語にして楽しむことができる。若い人は、夢を膨らますには分別が付きすぎ、自分の過去を映すには経験が浅すぎる傾向にある。いきおい、ニヒルにならざるを得ない。もちろんこれは典型であって、これを外れる人も少なくないのだろうが。

おとぎ話だと思えば、それが実話か創作かという話もどうでもよくなってくる。千夜一夜のおとぎ話を語ったシェエラザードや、聞いたシャリアール王が実在の人物でなくとも、物語の輝きが曇ることはない。仮に電車男が創作だったとしても、それはそれで素晴らしいライブパフォーマンスだったろうと思う。

星新一さんが「シンデレラ王妃の幸福な人生」というタイトルで「シンデレラ」の後日談を書いて、これが面白い話なのだが、しかしこれをやってしまうと、やはりおとぎ話はおとぎ話でなくなってしまう。その点、まとめサイトの完結の仕方は卓見だと思う。幕引きは潔くなくてはおとぎ話ではないのである。


電車男が自作自演だという説すらあるようだが、BBSでの自作自演といって思い出す永遠の傑作がある。2ちゃんねるではなくて、もっと昔の、パソコン通信の雄、ASCII-pcsで立てられていた"THCOMP"である。私はpcsの会員ではなかったのだが、この「ネタ」に感動した部活の先輩が、ログをフロッピーに落として渡してくれたのだった。

今年になって、この自作自演作品の作者さんが当時の回顧記事を書いている。リンクは後ほど付けるので、まずは問題のログを一読願う。

当時は匿名BBSなんてものはなかったので、自作自演をするためにいちいちサービスコマンドを呼び出してハンドルを書き換えている。手が込んでいる。が、"pcs29507"というIDは変えられないので、注意深く見れば正体はわかる。「ノート」というのは"BaseNote"の略で、2ちゃんねるで言う「スレ」と同義。ログに現れるソフト名が懐かしい。

面白いと思わなかった人は、ごめんなさい。

作者Northさんの記事:
"NorthPage"より「ハノイの塔
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by antonin | 2004-12-02 22:14 | Trackback | Comments(0)
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