安敦誌


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心理療法としてのメガビタミン

数年前から、ビタミンCのサプリメントを飲むようにしている。ときどきビタミンB類やカルシウムなんかも飲むことがあるけれども、習慣的に飲んでいるのはビタミンCだけ。気のせいか、ビタミンCを飲んでいないときに限って熱を出して寝込んだりしているような気がする。

では、ビタミンCを飲むだけで健康になれるのか。もちろん、そんなことは信じていない。けれども、いくつかの理由があって、やっぱり毎日朝と夜にビタミンCを飲むようにしている。その理由を書いてみたい。

理由1. ビタミンCは安い。

大塚製薬のネイチャーメイドなど、製薬メーカーのビタミンCはそれほど安くはないのだけれど、ファンケル、DHC、小林製薬の3社から出ている袋入りサプリメントだと、かなり安い。ファンケルの場合だと3ヶ月分のお徳用パッケージが800円台で買えるので、1日あたり10円しないくらい。家でコーヒーを飲む程度のコストで、お手軽。

理由2. ビタミンCは過剰摂取リスクが低い

そもそもビタミンCをいっぱい飲むと体にいいぞという説を言い出したのはノーベル化学賞受賞者のライナス・ポーリングさんで、このポーリングさんは93歳で亡くなったのだけれども、白人男性としては非常に長生きの部類に入ることは間違いないだろう。ポーリングさんがビタミンCを大量に飲んでいたという話は大学の後輩に教えてもらったのだけれど、その時に聞いた「メガビタミン」というキーワードをネットで検索してみると、たしかにそういう話が見つかる。

「だからビタミンCを飲めば長生きできる!」ということを単純に言う気はないけれども、少なくともビタミンCを大量に摂取して、なおかつ長生きした人もいるという参考になる。ただしそれを言い出すと100歳以上まで生きたヘビースモーカーだっているのだけれど。生理的に見ても水溶性のビタミンCは過剰摂取しても尿から排泄されるというし、成人がグラム単位の摂取をして問題になることはまずないだろうと思う。逆に油溶性のビタミンA系サプリなんかは、あまり大量に飲むと脂肪に蓄積してしまってよろしくないらしい。

理由3. ビタミンCを飲む習慣が生活リズムの指標になる

私は子供の頃から宵っ張りの朝寝坊体質で、今でも簡単に睡眠サイクルが乱れるのだけれど、そうすると食事の時間もまちまちになり、当然食後のビタミンCを飲み忘れるということも増える。ビタミンCを飲んでいないときに限って熱をだすというのは、確かにビタミンCの不足というのもあるかもしれないが、それよりも生活リズムの崩れによる体力低下とか、どちらかというとそういう方面の影響のほうが強い気がする。


というわけで、ビタミンCを飲む理由の多くは「やめる理由もない」という消極的なものばかりになる。けれども、自分の気持ちの中では「ビタミンCは健康に良い」と思うことにしている。風邪なんて引かないぞ、という気持ちでいると、本当に免疫の活性が上がるなんていう話もときどき聞こえてくる。こういうニュースが話題になる一方で追試や反証実験は話題に上らないので正確なところはどうなのか分からないが、昔から「病は気から」というぐらいだから、病気の心配でおびえているよりは気楽にしている方が体にいい、というくらいのことはあるかもしれない。

「トクホ食品」なんてものが宣伝されているが、ビタミンCはこの手の商品よりずっと安い。しかもビタミンCは必須栄養素の一種なので、不足するよりは足りている方が健康にいいことは医学的にも認められている。だからといって必要以上に飲んだら更に健康になるという保証はないのだけれども、少なくとも過剰摂取が逆に健康リスクにつながるわけでもない。その上うまく買えば値段も安い。

だから、仮にビタミンCの効果が「気のせい」だとしても、買ってもなかなか読まれないまま貴重な収納スペースを消費し続ける書籍なんかに比べれば、決して悪い買い物ではない。むしろ「そういう気分になるための薬」なんだとだと思えば、「健康になった気がする」と思えた時点ですでに「効果あり」ということになる。なんだかサプリメントのあり方として間違っている気がしないでもないが、実際の平凡な人間にはこういう薬があってもいいんだと思う。いや、もっといっぱいあった方がいいとさえ思う。


さらに話を進めると、ビタミンCと同じように「そういう気分になるための薬」が各種の仏像や線香なんじゃないかという信仰上の持論に発展するのだけれども、それを言い出すとまたサプリメントのダークサイドに落ちてしまいかねないので、この話はまた改めて。
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by antonin | 2010-02-21 08:58 | Trackback | Comments(0)
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