安敦誌


つまらない話など
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もはや戦後ではない 戦前である

「もはや戦後ではない」というのは、太平洋戦争(大東亜戦争)が終結してから10年あまりたった頃の言葉だというが、それから長く経って、今はもう戦前の雰囲気に似ているのだという。関東大震災から昭和恐慌まで7年。神戸大震災から新潟の度重なる震災を経てリーマンショックまではもっと間延びした経過をたどっているけれども、経済的には似たような傾向になっている。

かつての自由で華やかな気分は息を潜め、停滞ムードから衰退ムードに気分が切り替わり、閉塞感の中で大衆の不安が怒りや恨みに変わり、それが「外敵」に向かって照射されて排他的な空気になる。メディアはそういう不安や怒りや恨みを煽り、国家の建設的な立て直しよりもむしろ破壊的なプロセスに向かって各種勢力が強硬な意見をぶつけ合う。

だいたいこのような状況になると、内外の勢力が複雑に入り組んでの勢力争いになり、局所的に戦闘が発生する。明治維新は徳川慶喜公の肩透かしのために内戦に毛が生えた程度で済んだが、あとに日清日露の対外戦争を引きずることになった。昭和には五・一五や二・二六を経て結局世界大戦に巻き込まれた。

さすがに現代ではそこまでの事態にはならないと思うが、それでも国民の気分の荒み様としては、いよいよ戦前の空気になってきたような感じがする。昭和初期にもそういうギスギスした空気があって、大正の文化的な空気の中で活躍した芥川龍之介は昭和2年に死んだ。

あの頃よりもずっとダラダラとした流れではあるけれども、この先30年くらいで国債や年金や健康保険制度が逐次崩壊していくから、ますます空気は荒んでいくだろう。この国の政治形態では、将来の破綻が明らかだという程度の理由では、まだ生きている制度を取り壊すことは許されない。

まあ政治の話をすると嫌なことばかりが起こるのでこのくらいにしておこう。
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by antonin | 2010-03-11 20:42 | Trackback | Comments(0)
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