安敦誌


つまらない話など
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役立たずな日曜日

S-VHS-Cで撮り溜めた実家のビデオ記録を、HDD経由でDVDに落とす作業などをしている。本当は子供たちを遊びに連れて行かないといけないのだけれど、どうにもしんどくてヨメに任せてしまった。このビデオカメラを買った頃には私はもう高校生になっていて、記録のほとんどは歳の離れた妹の分になっている。

一部を再生したところ音声だけが聞こえてきて画像が映らなかったので、しばらくダビング作業をせずに放置していた。今日気が向いて改めて再生してみると、そういう現象が起こったのは先頭部分の消去不良部分だったらしく、大部分は正常に再生できた。というわけで、アナログからデジタルへのコピーを実施してみた。記録時間とコピーに要する時間が同じだけ掛かってしまうのは仕方がない。全部で50時間分はあるだろうけれども、編集は後回しにするとすればテープの交換以外は流しっぱなしで済むので、それほどの手間にはならないだろう。非常に無駄な時間ではあるけれども、心に溜まったアクの処理としてはちょうどいい作業時間になる。

ネットの喧騒を少し離れ、小説などを読んでいる。

中島敦 虎狩

中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)

中島 敦 / 筑摩書房


私小説的な作品なので、客観的な記録とはまた違った、時代特有の雰囲気のようなものが伝わってくる。並行して、現在の人物の自伝も読んでいる。

在日 (集英社文庫 か 48-1)

姜 尚中 / 集英社


自伝なので、本人に都合のいい部分しか書かれていないのは仕方がない。それでもこういう情報を知っているのと知らないのとでは、こちらの受け止め方も変わってくる。実家の近くにうまい焼肉屋があって、在日韓国人が経営している。こちらは単に焼肉を食っているだけで、その店を経営しているのが何人かなどということは気にならないのだけれども、そういう態度だけでは通用しない場面というのもあって困る。非暴力主義でインドを独立に導いたマハトマ・ガンディーを撃ち殺したのは、ヒンドゥー側の強硬派だったらしい。

公明党・民主党と朝鮮・韓国利権の問題はユダヤ陰謀論と似ていて、どうも捕らえにくい。虚実いろいろと情報が入り交じっていて、しかも表裏どちらの情報も一方的で感情的な声になりがちなので、どこまでが本質でどこからが虚飾なのか区別がつかない。結局は人間のやることなので、身内に対する誠実さと部外者に対する貪欲さが入り交じった、ごく普通の政治力学の一種に違いないという気はしている。

先日、お手軽な日本史の本を読み終えた。

2時間で教養が身につく 日本史のツボ (青春新書INTELLIGENCE)

童門 冬二 / 青春出版社


私は日本史の知識が薄いので、少しでも全体的な流れに付いて知りたいと思ってこの本を手に取ったのだけれども、歴史解説というより歴史エッセイという感じで、教養になったかどうかというと怪しい。けれども確かに短時間で楽しく読み終えることができたので、それは良かった。ここでわかったのは、歴史上で天皇が担ぎ出される状況というのは、純粋に天皇への崇敬というよりも、時の反体制派が大義名分を我が物にするために正統性の権化である天皇を担ぎ上げるだけのものなのだな、ということだった。

制度疲労した政権を破壊して新政権を樹立する、国家の新陳代謝に天皇制が何度も利用されてきたというとはわかった。恐らく現在もそういう文脈上にあるのだと思う。現在の反体制派が攻撃している疲労しきった制度とは、肥大化しすぎた社会主義的再配分システムなのだろう。このシステムは実際に日本経済と日本国民の生活に大変な重荷になってしまっているので、それはそれで意義があると思う。

その一方で、生身の人間がその属性によって罵詈雑言や憎しみの対象になってしまうことについては、どうも生理的な嫌悪感がある。けれどもこれもお互い様という部分があって、どうも一筋縄にはいかない。経典を読んで心の平静を養っても、なかなか人間の本性というのは変わらない。瞋恚、邪見、妄執は簡単に改められるものでもなく、相変わらず日替わりの感情を抱えながら不便に生きている。

気温が上がって、バラの木に新芽が出てきた。スギ花粉も相変わらずだが、歳のせいか、最近は以前ほど過激な反応は出なくなった。精神的にはともかく、気候的には一番いい季節になってきたようだ。
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by antonin | 2010-03-14 14:45 | Trackback | Comments(0)
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