by antonin
検索
最新の記事
記事ランキング
タグ
雑感(302)
雑談(151) 妄想(126) ニュース(96) 散財(77) web(65) おバカ(59) 検索(54) 親バカ(45) 日本語(41) PC(40) 季節(39) 昔話(35) 信仰(31) 政治経済(29) イベント(27) 言語(25) 音楽(24) 言い訳(22) ビール(15) 以前の記事
最新のコメント
ライフログ
ブログパーツ
ブログジャンル
|
自分の好きなことや目新しいことには集中できるが、他人から指示された作業には集中できないということを調べていくと、子供の発達障害の一種である注意欠陥多動性障害(ADHD)という情報に行き当たった。どうやら私は子供時代この症状を持っていたようだ。当時はADHDという診断名は日本でほとんど知られていなかったから、特にそれに対する対応を受けることなく、自分でなんとか自分をコントロールしようと試行錯誤しながら苦労していた。 ADHDは脳の発達障害によるもので、よく知られている症状に多動性がある。小学校の授業中に席に座っていることができず立ち歩いたりしてしまう。ADHDには多動性と注意欠陥を併せ持ったケースが多いらしが、中には多動性あるいは注意欠陥の一方が優位に現れるタイプも少ないながらあるらしい。私の場合は多動性はなかったが、注意の対象が短時間で移ろいやすい注意欠陥の症状が本に書かれている通りに当てはまった。 ADHDの原因は、先天的な要因と、胎児・乳児期の外因的な影響が考えられるらしいが、母も同じような問題を抱えているので、私の場合はおそらく遺伝的なものだろう。この注意欠陥優位型ADHDは、教育現場で問題となるような多動性が目立たず、注意力の維持が難しいという内面的で観察しにくい性質であるため、診断されないまま本人と親だけが苦しむという場合が多いらしい。 このADHD自体は、中枢神経刺激薬というものを与えると一時的に症状を改善でき、その状態で正しく自己コントロールする行動療法的な訓練を適切に行うと、障害の症状が緩和されて、問題なく成長できるらしい。しかしこれを本人の怠慢とみなして頻繁に叱ると、本人が自信をなくし、低い自尊感情、つまりLSE(Low Self-Esteem)の状態になってしまう。LSEになってしまうと、自我が自己を抑圧する方向に働いて不安神経症やうつ病になったり、自我が指示に反発する方向に働いて反抗挑戦性障害や行為障害、簡単に言うとグレるという状況になってしまう。 私の場合、LSEのために神経症になったり、それを克服しようとして過剰な努力をして結果として自己愛型の過活動状態に入ってはその反動で抑うつ状態になったりして、結果として双極性障害の症状になってしまったのだろう。LSEの影響で神経症が出たり回避性が出たり依存性が出たり自己愛性が出たり、そういう態度に周囲が反発すると孤立して妄想性が出たり境界性が出たり、とにかく人格障害のデパートみたいな事になってしまった。 しかし高ストレス下ではそういう障害が出まくりなのだが、ストレスがなければ特にそういう人格上の問題は起こらない。ちょっと発想が変わってるとか、約束をときどきすっぽかすとか持ち物を無くすとか、そういう注意欠陥本来の症状だけになる。 小学校で受けた知能検査では指数がクラスで一番高かった、と担任の教師から父母面談で聞かされたというから、そのあたりの特性がADHDの障害を部分的にカバーしてしまって、客観的には問題なしとして放置されてしまったところに、中年になった今にまで影響が残ってしまった理由の一つがあるのだろう。小学校卒業時の担任には、「ペーパーテストだけはできるからなぁ」というようなことを言われたらしい。宿題などは大嫌いで、図工も体育も苦手だったから、妥当な評価ではある。 そういう、瞬発的には能力が高いが、しばらくすると飽きてしまうというチグハグな脳味噌を抱えて、これからどう生きていったらいいんだという大問題が残る。しかも、この性質がどうやらムスメにも遺伝してしまっているらしい。そちらも大問題だ。学校の先生は専門的な知識を持っているかもしれないが、ヨメはそういう知識も経験もないから、ムスメは毎日怒鳴られっぱなしになっている。LSEにならないようにうまく育てていくのも大問題だ。 18歳未満は中枢神経刺激薬が処方可能らしいのだが、成人への処方は乱用問題があったため現在禁止になっているらしい。過去に医師にADHDの可能性について質問したことがあったが、「リタリンね、あれはダメだ」と却下された。もっとも、認知療法や行動療法で解決していくのが根本的な解決につながるらしいから、ストレスコントロールがあれば投薬が必須というわけでもないのだろう。しかし、医師は投薬しかしないし、カウンセラーは保険が利かないので高額な費用が必要になる。 さて、どうしたものだろう。やはり仏典を広く読んで実践してみるのが一番の方法なのかもしれない。
by antonin
| 2010-03-27 21:30
|
Trackback
|
Comments(7)
Commented
by
tel
at 2010-03-28 06:00
x
酒がいいんじゃね?
0
Commented
by
antonin at 2010-03-29 00:32
飽きっぽいんだよな。
酒でなんとかなるかね。
Commented
by
tel
at 2010-03-29 13:15
x
Commented
by
antonin at 2010-03-30 00:42
Commented
by
fazero at 2010-03-30 17:55
おあすみ まえ に、 ひとり で、 ほんだな の うしろ から、 どらい・しぇりー の びん お とりだして きて、ちーさい ぐらす に ついで 2~3 ばい ちびちび、 くらっかー とか おせんべ とま しおまめ とか お すこしだけ かじって。
すると くったり して、 どーでも よーなって、 こてん と ねてまう ある。 これわ あき が こない ある ・・・ おあすみなはい~~ ぐー
Commented
by
antonin at 2010-03-31 10:41
私がおやすみ前にひとりで飲むのは、ひむかの「くろうま」の水割りです。うまいんですが、他の焼酎をよく知らないので比較した話ではないです。
高千穂峡に旅したことがあって、近くのお店で買ったのがたまたま「くろうま」だったので、東京で売っているのを見つけてからずっと飲んでます。 酒に関しては、味で云々というよりも、どこで飲んだとか、誰と飲んだとか、そういう記憶のある酒しか飲みません。
Commented
by
しょう
at 2011-12-31 05:55
x
日記、特にスマホみたいなその場で書けるようなものを書いて、考えを言葉にし直すといいよ。
|
ファン申請 |
||