by antonin
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タイトルに意味はないんですが、なんというか、実際やってる人もいそうな感じはあるな。ネタを説明するのは無粋なんだけど、「猫に小判」と「馬の耳に念仏」と「豚に真珠」を混ぜたら、ちょっとオシャレめになった。 -- 「アレキサンドライト」という単語を思い出したのでネットで検索してみると、光源によって色が変わって見える宝石だということがわかった。おそらく子供の頃に学研の図鑑「岩石」あたりを見て名前だけ覚えたのだろう。 アレキサンドライト - Wikipedia 意味的には「アレキサンダー鉱」であり、アレキサンダー大王あたりに由来する名前かと思ったが、ロマノフ朝の皇太子アレクサンドル(のちのアレクサンドル2世)に由来するものだった。献呈自体は父帝のニコライ1世宛とのこと。光源によって色が変わるというのは、なにか蛍光作用でもあるんだろうか。 -- 蛍光といえば、最近我が家のインバーターシーリングライトが壊れた。開けてみると蛍光管自体は生きていて、インバーター基板上のヒューズが切れていた。基板には電解コンデンサー数個が載っていたので、おそらく経年劣化でショートでもしたのだろう。他の部品は劣化しにくい物が多かったので、電解コンデンサーとヒューズを交換すれば修理できそうではあったが、素人工事で火事を出したりすると非常に厄介でもあり、引越し前から10年も使っているということで、寿命とみなして新しいものを購入することにした。 世間ではリモコン式が主流らしいが、リモコンは子供がいじって肝心なときに見つからなかったりするので逆に面倒なことも多く、今回もひも式の安い製品を購入することにした。 ところが、この製品に同梱されている蛍光管がホタルックとか言う長残光タイプになっていて、スイッチを切ってもしばらく青緑色に光っている。蛍光灯のガラス管に塗布されている蛍光材は、ブラウン管式テレビで使われているような赤・緑・青の発色をする蛍光体を混合したものになっている。電球色の場合も赤の配合比率を上げてあるだけで、基本は同じである。ホタルックの場合、おそらく緑の蛍光体に長残光タイプを使っているのだろう。 長残光タイプの蛍光体というのは、昔のオシロスコープであるとかレーダー表示であるとか、変わったところではベクタースキャンのコンピュータディスプレイなどにも使われていたもので、電子ビームを照射して明るく光らせると、その後数百ミリ秒から数秒程度、減衰しながらも蛍光が残るタイプの蛍光体を指す。テレビやラスタースキャンのコンピュータディスプレイでは動きに強い短残光タイプが使われるし、オシロスコープも液晶ディスプレイを使うメモリ式が主流になってきて、最近では長残光ディスプレイを目にする機会も減った。昔はコンピュータディスプレイに信号を送り出すビデオメモリの読み出し速度が追いつかなくて、スキャンスピードを犠牲にしつつ高解像度を得られる長残光型のグリーンディスプレイなどもあった。 ホタルックはそういう長残光タイプの蛍光体を蛍光灯に使ってみたというアイデア商品なのだろう。NECといえば、かつて自前で長残光タイプのディスプレイを作っていた時代もあったので、そういうところから移ってきた人材が遊び心から作った商品なのかもしれない。ヨメなどはあの残光が気持ち悪いと言っていたが、コドモたちは喜んでいる。個人的には紫外LEDでも買ってきてホタルック管に向けて照射してみたら、オシロ的な輝線が描けて面白いかな、などと企んでいる。 -- 最近また電車に乗るようになったので、読書が幾分はかどるようになった。読みかけの「沙門空海」をようやく読み終えることができた。次は、やはり積ん読のままだった「移民と現代フランス」あたりにしてみようか。 現在の東京も移民に準ずる人が大勢住んでいるが、その人口が10倍、100倍となっても現在の認識が通用するかというと、そういう事はないだろう。少数の人は既存文化に溶け込まないと生きていけないが、同質の文化を持った人がある程度の密度に達すると、独自の文化の中で生きていくことができるようになる。固溶体の相図とのアナロジーで理解できるような部分が、おそらく移民の数と質の問題にもあるのではないかと思う。 [材料の地図 「状態図」ってなに?]マテリアル・開発系 はんだマニアックス /A-1DRIVE
by antonin
| 2010-12-10 02:08
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