安敦誌


つまらない話など
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本能の当てどころ

「子供というのは、3歳までに一生分の親孝行を済ませている」という話があって、なるほどな、と思う。

まあそれをあまり真に受けて、生きている親への孝行をないがしろにする言い訳にすべきじゃないんだろうけれども、自分の子供に対する態度としてはそれでいいのかなという気がする。期待しなければ裏切られることもない、というのが「諦」の分かりやすい解釈だと思っているので、子供に余計な期待をしないという意味でもいいんじゃないだろうか。

子供の3歳までの記憶というのは、当人はなかなか覚えていないものだが、親は一生それを忘れない。よく「3歳神話」というのを聞くけれども、あれは子供の脳の発達云々というよりも、成長に連れて徐々に可愛げのなくなっていく子供に対して、一生変わらぬ愛情を持って接していけるだけの「孝行」を親の記憶にどれだけ収めることができるのか、とか、どちらかというとそういう親の側にとって切実な話なのではないかという気がしている。

「猫可愛がり」という言葉を使うが、小さい子供というのは勝手気ままで、それでいて最後には絶対親を頼ってくるので、その振る舞いというのは猫のそれに似ている。というよりも、大人の脳に組み込まれた本能的な感情を刺激するような動作をする、やはり本能的な仕組みが子供の中にもあり、そしてその仕組を真似るように進化しつつ人間と共生してきたのが、猫という生き物なのだろう。

20年生きた猫は化猫になると言うが、うまくいけば親より長生きする子供と違って、猫の寿命は人間より短い。それが人間の本能的な感情に20年も入り込み続けた挙句に消えてしまうとなると、残された人間の側の喪失感は大きいだろう。そういう喪失感が引き起こす現象を客観的に説明しようとすると、化猫というモデルになってしまったんだろうと思う。

昔は子供が巷にあふれていたから、そこら辺で遊んでいる子供を構ってもそういう本能的感情は満たされたんだろうが、最近ではなかなかそういう事もできなくなって、それで猫が売れていくのだろう。個人的には猫に対して特別な感情がわかないのだけれども、それは単にその手のvacancyがないからというだけのことなのかもしれない。逆に言えば、猫によってvacancyが埋められているから、子供に対してこれといった感情がわかないという人もいるかも知れない。

一方、犬というと帰属とか序列とかそちら側の感情に関与する生き物なので、仕事とか競争とか、子育てとはまた別の方面で効果を発揮している気がする。まあ小型犬なら猫がいるのと同じ位置を占めているのかもしれないが。
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by antonin | 2011-07-07 09:49 | Trackback | Comments(0)
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