安敦誌


つまらない話など
by antonin
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隠蔽と信頼

プライベートの反対をパブリックと言っていいのかどうか、日本語ではちょっと微妙なところがあるけれど、他に適当な言葉もないので、そういうことにしておく。というわけで、パブリックな面でいろいろと大変だった1月が終わり、ちょっとだけゆっくりとしている。

暇になったので、信仰と経済の関係という、一般市民とっては毒にも薬にもならないような事を、また考え始めている。けれどもまぁ、過去に苦労してケイタイのキーで打ち込んで、そして投稿に失敗した以上のものをいま書ける気もしないので、ちゃんとしたキーボードと、ちゃんとしたブラウザがある環境に戻ってから、そこらへんはゆっくりと吐き出すことにする。

というわけで今日は、掲題の件について、思うままに少し書いてみる。

--

人は、他人を信用できるものなら信用したいと考えるものだと思う。というのも、他人を疑いながら、それでもなお他人と付き合おうとするには、自分がいろいろと考え、それに基づいて判断する必要があり、要するにそれは面倒なことだからだ。人間もまた動物であり、楽ができるものなら楽をしたいという、本能的な欲求がある。

他人を信用していても、時には悪意によって、そして大抵は力不足によって、それが裏切られることがある。その事に対する対処法には大きく二つの方向があって、ひとつはそもそも他人など信用しないという方向であり、もうひとつは裏切られる可能性を織り込んだ上で信用するという方向になる。あとは、裏切られる可能性を織り込まず、それでいて他人を信用して、裏切られたら一族郎等殲滅の上、末代まで祟るという文化もなくはないが、それはひとまず考えないことにする。

最初の、そもそも他人を信用しないというやり方は、他人の能力を頼りつつも、その完全性は信じないので、相手が自分の依頼をどのように実行しているか、常にその情報を必要とする。そこで開示される情報の質は、依頼した仕事の質と同じくらいの、あるいはそれ以上の価値があることになる。

一方、他人に裏切られる可能性を前提とすると、情報の開示にも保身のための嘘が入り込む可能性を織り込むことができ、そんな余計なことをしても、お互いに労力の無駄ということになる。結果として裏切られた場合には、依頼した側が潔く諦めることになるが、世の中諦めて済む問題ばかりでもない。そこでどうするかというと、あらかじめ保険を掛ける。

適当な保険商品が売られているような分野ならそれに加入しておくのもいいが、そうでない場合には、リスクを分散しておく。金を貸すときに担保を取るとか、仕事を発注するときには2者発注にするとか、具体的にはいろいろなやり方があるけれども、人間のやることに失敗は付き物と考えて、事前に打てる手を打っておく。「常に最悪の事態を想定する」という方針は、基本的にこちらの考え方に属するのだと思う。

個人的には、無常と諦を知る後者のやり方が好きだけれども、世の中必ずしもそういう流れにはなくて、リスクは無駄の一種として嫌われる方向に傾きつつある。そのわりに正確な情報の開示と開示情報の精査には消極的で、かといって、失敗したら潔く解散という風でもない。他人を信用しておいて、裏切られてからうるさく騒ぐ。何がしたいんだろう、という疑問だけが残る。
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by antonin | 2012-02-02 22:35 | Comments(0)
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