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安敦誌


つまらない話など
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情報洗浄

負のハロー効果というのか、やっぱり陰謀論というのは考えれば考えるほど面白いのだが、この面白さをうまく伝える方法がまだ思いつかない。

ネットに誤って流出してしまった個人情報や機密情報や醜聞について、ある程度それが広まらないようにする対抗手法というのは存在する。具体的には、タイトルだけその流出情報を連想させるようなものにしておき、内容はつまらないゴミにしたものを大量に放流する。すると関連情報は次第にゴミばかりになり、人々が興味を失うので、そのごみの中に本当の流出情報があっても、人はそれを手に入れようという気を失う。

国家機密レベルの流出情報にも似たような手法はおそらく確立されていて、そうした手法の一つは黙殺であり、また別の一つは権威による否定であるけれども、類似テーマのごみ放出というのも場面によっては有効なもののうちに入っているだろう。

疑惑の真相、というような刺激的なテーマで、イントロは核心に近いが詳細はゴミばかりの情報をまことしやかにささやく。そういうテーマに興味のある人をひとしきりひきつけたあとで、今度は素人目にも嘘くさい怪情報を小出しにしていく。いつしか疑惑の核心に迫る暴露話は影を潜め、怪しい話ばかりになっていく。こうなると、純粋な好奇心や問題意識を持っていた人は失望し、強い拒否感とともに話の場を去っていく。

残った人は、負の信用度をもった情報源となる。最初は信用できると見せて、最終的には信頼できないことが明らかだと思わせる。そうすると、最初のうちに話していた信用度の高いと思えた情報も、失望感と負のハロー効果によって、まったく信用できない話に思えてくる。これは、流出してしまった機密あるは醜聞を聞く人に「信じられないと確信させる」ための有効な方法だろう。

正のハロー効果を持った人の発言は、少々怪しい内容でも人に信用される。同様に、負のハロー効果を持った人の発言は、少々信憑性のある内容でも人に全くの嘘だと信じさせることができる。最初は信用されて耳目を集めることがミッションで、次第にそれを不信感に変えていき、最後には全くのでたらめであると信じさせるところがゴールということになる。こういうスタイルのインテリジェンスが存在するのだとすれば、ベンジャミン・フルフォードさんはなかなか良い見本なのではないかと思える。
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by antonin | 2014-03-26 23:18 | Trackback | Comments(0)
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