安敦誌


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EXODUS

部署の飲み会があった。
中年になったことを自覚した。

さて、"EXODUS"を検索してみると、洋物のバンドやIMシステムのサイトなどに混じって、旬のUtadaさんのCDなどのページがヒットする。和文サイトに限定すると、上位はほとんどこれだ。
通常この単語は「エクソダス」などと読んだりしているのだけれど、Utadaさんのところでははっきりと「エキソドス」と読み指定されている。
「エクソダス」ではUtadaさん的にイカンということなのだろう。

EXODUSというと、移民などの出国を指す単語で、古代ギリシャ語由来なのだそうだが、固有名詞としては、先日取り上げた「出エジプト記」のことでもある。
その一方で、「エクソダス計画」というと、SFの範疇に入る言葉になって、人類の地球脱出計画ということになる。
この単語に初めて接したのは実はSF小説ではなくて、「シムアース」というゲームのレビュー記事だった。(ゲーム自体はプレイしたことがない)
シムアースというゲームは惑星シミュレーションということになっていて、惑星への飛来物や温室効果ガスの分量などを調節しながら生命を育んでいき、最終的には知的生命体が発生し、宇宙へ飛び立ってゆく。
このアイデアは、ひとつの着想を与えてくれた。

地球に存在する生命はすべて、密接に相互作用しながら生存している。この有機的な関係自体をひとつの生命体とみなして考える流儀がある。この地球表面を覆いつくすひとつの生命体には、ガイアという名前がつけられている。
このガイアの一部として、現在、人間は地球の陸上にあまねく広がり、鉱物資源を大量消費し、食料および資材として有機・生命資源をも大量消費している。結果として、地上からは日々多くの生物種が絶滅し続けている。
これは、ガイアにとっては、病的な状態なのではないかという見方がある。そこから人類は細菌やウィルスなのだという言い方もあるが、人類は外部から飛来したわけではないので、これには当たらないと思う。
外部起因でない病気として、ガンがある。これは、生体内で発生した、その生体自身の細胞であること、抑制を失って急速に増殖すること、血管誘引などをして大量の養分を消費することなどを見て、ガイアにおける人類の様子と非常によく似ているように思える。
では、人類はガイアの、地球のガン細胞の集団なのか? 人類の増殖で、46億歳といわれるガイアは死に向かうのか。

生物の、特に動物の生涯を考えると、ガンと同等に、あるいはそれ以上に、生体のバランスを越えてまで増殖する細胞群がひとつだけある。結論から言うと、生殖細胞である。
人間を考えても、女性の妊娠・出産というのは、全身にひどいダメージを与え、場合によっては死をももたらすイベントである。けれども、それは病気ではないという位置づけである。
サケやセミに至ると、卵を産んだあとは間もなく死んでしまうが、それも繰り返されてきた、ごく当然のプロセスなのである。
NHKスペシャルなどを見ていると、ガイアはそう簡単に死滅しないということが予想されるが、それにしても、人類がガン細胞の群れに成り下がるか否かの境目は、まさにエクソダス計画の実行いかんにかかっているような気がするのである。
火星をテラフォーミングして、人類が地球外に定住するという楽観的なエクソダスもいいけれど、無人探査機に搭載された、苛酷環境に耐える微生物が地球外惑星ないしは衛星に定住して、数億年掛けて第2の地球を作るという気の遠い話でも構わない。その程度の素地なら、人類はもう十分に備えている。

がんばれNASA


今日の付記:「安敦誌」がGoogleに拾われた。
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by antonin | 2004-09-10 00:22 | Trackback | Comments(0)
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