by antonin
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さっき、雑誌"CUKR"(「ツックル」と読む)が届きました。 去年の夏に見つけた「チェコ人になりたい女の子のおはなし」というサイトを運営している「はくめ」さんが編集長になって刊行した、チェコ情報誌。詳しくは、cukr.netをご覧下さい。 デイリーポータルZの特集記事にはくめさんが(実名で)出ていて、その中で"CUKR"の話題が出ていたので、創刊号と第2号を注文してみました。内容はコンテンポラリーなチェコ文化と、チェコ語に興味を持って勉強中の皆さんの話題、それに、少しばかり「百塔の街」プラハ観光のヒントになるようなことも書いてあります。つまり、非常に深く、ディーーープにチェコへのめりこんだ人たちによる雑誌です。 第2号の特集はチェコアニメで、日本のようにベタ塗りセル画でもなく、アメリカのようにCG主体でもなく、人形やクレイや、ときには俳優の実写を加工したようなアニメ映画が多数紹介されています。あとのほうで、チェコアニメを見た日本人の反応に対するはくめさんの感想が述べられていて、「好きと言ってくれた人」に出会ったときの喜びとか、「何が面白いのかわからない人」に対して「なんであんたらはこの作品の良さがわからないんだ」的なことが切々と述べられているあたり、若き情念を感じました。素晴らしい。 私は第一次大戦前の芸術家によってチェコに興味を持っただけで、実際に現地を訪れた経験もないので、"CUKR"で読むチェコ文化はどれも新鮮なものばかりでした。今後が楽しみな雑誌です。 ---------- 選挙が近く、連日政治家たちが新聞やテレビをにぎわせている。未成年や海外在住者などを除く日本の有権者数は1億人を少し超える程度だというので、選挙で票を投じる意味はあくまで1億分の1の効果しか持たない。議員定数が480だから、それを分子に乗せて480/103,273,872としてもいいかもしれない。とにかく、投票権の行使は大事なことだとしても、それ自体の効果は少ない。むしろ、正しく投票するために政治にまつわる諸問題を知ろうとすることの意味が大きいように思う。 有力な新聞やテレビは、政治家や行政からの圧力のためか、すっかり官製情報や広告を流布するだけの「媒体(media)」になってしまって、ジャーナリズム精神のある報道を見かける機会はすっかり少なくなったが、中日新聞系のローカル紙、東京新聞のサイトで貴重な記事を見つけた。問題が明らかであるにもかかわらず対策が難しい、「人口減少社会」に関する記事もあった。昨年の参院選前の記事も少子化の現実的な要因を報告している。 以前は私のような一般市民はマスコミ批判をしていれば事足りたが、現在では市民もこうしてインターネットというメディアを保有して、情報収集も情報発信もそれなりにできる時代になった。批判は即ち自分に跳ね返ってくる。選挙で「清き一票」を投じるだけでは、親の老後も子供の将来も決して良いものにはなりそうにないが、そうはいっても、政治活動で国家の中枢に働きかける気力もないし、立花隆さんのように膨大な情報を自ら集めて分析し、世論を動かすジャーナリストにもなれそうにない。 結局のところ、生活を守りたいだけなのだが、どのように行動すればよいのか、まだ答えは見つからない。
by antonin
| 2005-09-01 04:02
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Trackback(1)
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Comments(1)
Tracked
from Hotta World:..
at 2005-09-05 16:17
タイトル : 静かに進む開国
私の住む田舎町は、人口2万人ちょっとの小さな町だ。二番目の娘は、小学校1年生に6歳。30名ほどのクラスには、ひとりの外国人がいる。両親とも外国人だ。 週末、市内にあるスーパーマーケットに買い物に行くと、何人もの外国人を見かける。アジア系が多いが、南米、ヨーロッパの人もいるようだ。私が小さな頃は、こん...... more
Commented
by
antonin at 2005-09-05 21:30
>堀田様
TBありがとうございます。 2重TBでしたので1件削除しました。 リプライ・コメントは新しい記事を立てましたので、そちらからTBを返させていただきます。
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