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<訃報>歌手の本田美奈子さん、急性骨髄性白血病で死去 | Excite エキサイト : ニュース 失礼ながら、本田美奈子さんという方は、昔の「マリ~リ~ン」というモノマネでしか存じ上げない。 私も中学生の頃に血液疾患にかかって夏休みをまるまる入院生活で過ごしたことがあるが、幸い、「血液の癌」と呼ばれる急性骨髄性白血病のような重篤な病気ではなく、現在では問題なく日常生活を送っている。 その入院中に大量のヒト血液製剤を消費したこともあって、献血や骨髄バンクなどの活動には、なるべく協力したいと考えていたが、別の病気で薬を常用していることもあって、なかなか実際の行動に移せずにいた。それでも、骨髄バンクのドナー登録だけでも、と検討していた矢先の上記のニュースだったので、それなりのショックがあった。同種の病気を抱えている患者さんやご家族には、より重々しいニュースとなって届いているだろう。 以前、骨髄バンクへの登録を呼びかけるテレビ広告に夏目雅子さんの映像が使われていたが、本田美奈子さんも同じ病名だという。本田さんも、骨髄バンクのドナー登録の不足のために若い命を落としたのかと調べてみたが、どうもそうとも限らないらしい。 参考: 「東大病院無菌治療部」より「急性骨髄性白血病」 「国立がんセンター」より「急性骨髄性白血病(成人)」 東大病院の参考ページによると、 生存率には化学療法だけの人と自家骨髄移植を行った人と同種骨髄移植を行った人の間に大きな差はない。これらは再発の可能性が比較的少ないと考えられるような人も含まれている。現在はgood riskにあてはまる場合には第一寛解期での移植は推奨されていない。 とのことで、ケースバイケースのようである。つまり、白血球の血液型といわれるHLA型が一致するドナーが骨髄バンクから見つかれば完治、見つからなければ不治の病という、単純な話ではないらしい。そういう意味でも、本当に難しい病気なのだろう。 Wikipediaの参考ページによると、歌舞伎の市川團十郎さんも同名の病気を治療中との事なのだが、別の参考ページによると、最近の化学療法では若い患者の治癒率が向上している一方、50歳以上の高齢の患者の治癒率は若い患者ほど上がっていないとされており、経過が心配される。 参考: "Wikipedia"より「急性骨髄性白血病」 "Pathy WWW"より「5.4.4 急性骨髄性白血病の化学療法」 急性骨髄性白血病の実際の治療の中心は化学療法のようだが、治療の幅を広げる意味でも骨髄バンクの登録は無意味ではないだろう。もし可能であれば協力したい。
by antonin
| 2005-11-06 23:58
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