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東京では街で出会う鳥というとスズメ、ハト、カラスで終わってしまうのだけれど、埼玉や栃木で散歩をしていると、けっこう面白い姿や声をした野鳥と出会う。出会うのだけれど、名前がわからないので、いったいなんと言う名前の鳥なのか気になっていた。そのままずっとほったらかしにしていたのだけれど、今日、突然思い立って検索をしてみた。 その1。一番気になる奴。公園を散歩していると、スズメに混ざって、スズメより一回り大きくて、くちばしと足がオレンジ色をしている鳥が数羽、まばらな群れで歩いている。そして歩きながら地面をついばんでいる。この鳥は公園などではかなり頻繁に見かけるし、目立つオレンジ色のパーツを持っているのでかなり有名なんだろうなと思いつつ、名前がわからなかった。 これを検索すると、「ムクドリ(椋鳥)」という奴であることがわかった。すっきりした。秋冬になると大集団を作ってうるさいとあるので、冬場に駅前の大きな木の枝に集まってギャーギャー言っていた奴もたぶんムクドリだろうということがわかった。高い電線の上に大量に集まっていたのも奴らかもしれない。 参考:「寝屋川の野鳥園」より「ムクドリ(打上川治水緑地の野鳥)」 その2。こいつは以前友達に聞いて少しだけ知っていたのだけれど、職場の緑地帯の草の上や、時には道路のアスファルトの上などを、飛びもしないでツツツ、ツツツツ、と早足で歩く変な鳥がいた。姿は白と黒で、細くて長い尻尾を縦に振りながら、とにかく歩く。いよいよ飛ぶときになっても、少し羽ばたいて勢いをつけ、あとは羽を閉じて弾道飛行し、下がってくるとまた羽ばたくという、大変不精な飛び方をする。 これはセキレイという鳥の仲間だと言うのは知っていたのだけれど、そこいらにいるのは「ハクセキレイ(白鶺鴒)」という種類だとわかった。こいつは群れたりしないし、姿もモノトーンできれいだし、歩き方もかわいいので、きっとみんなに愛されているのだろう。不精だけど。 参考:「妙典の野鳥」より「ハクセキレイ」 その3。埼玉県に住んでいた頃、近所の雑木林でグェーッ、グェーッ、と汚い声で鳴くわりには、ペールブルーの長い尾を持った美しい姿の鳥をよく見た。検索すると、その名も「オナガ(尾長)」というらしい。 参考:「Yachoo! オンライン野鳥図鑑」より「オナガ」 栃木では梅雨時の薄ら寒い朝になると、近所からカッコウが鳴く声が聞こえることがあるのだけれど、オナガとカッコウの面白い話を検索で見つけた。 「不動産総合情報サイト at home web」の「at home こだわりアカデミー」より「カッコウとオナガの闘い-托卵に見る進化」 結構有名な話だと思うのだけれど、カッコウは托卵といって、卵を他の鳥の巣に産みつけ、雛の養育を任せる習性を持っている。卵を託す、養育を任せる、というと聞こえがいいが、実際にはその宿主の卵を全滅させて、巣を乗っ取る行為であり、これをされると宿主は子供を残せなくなってしまう。 カッコウが託卵する相手は、住んでいる地域の分布や、親鳥の体格である程度限られてくるのだけれど、オナガは従来、分布が重ならないためカッコウの託卵の対象にはなっていなかったという。それが環境の変化か何かで最近になって同じ土地に住むようになり、するとカッコウはオナガの巣に卵を産み始めたという。 鳥は知恵のある生物なので、はじめはカッコウに無警戒だったオナガが次第にカッコウの親鳥を威嚇するようになったり、カッコウの卵を識別して捨てたりするように変化が起こるという。そして、この「淘汰」によって、カッコウの遺伝子が変化し、カッコウの卵にオナガの卵と似た柄の割合が増えてくるのではないかと予測している。進化論の生きた実験室として日本のカッコウとオナガが注目されているのだという。 とまぁ、面白い話なのでご興味がおありの方は是非ご覧ください。
by antonin
| 2006-05-11 21:26
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Comments(5)
Commented
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B705
at 2006-05-11 22:33
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今年は我が家はキツツキにやられなくて済んだ。穴を開けて家をつくるなら家賃をとらなくちゃ、と思っていたが、残念。
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antonin at 2006-05-11 22:55
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B705
at 2006-05-12 00:04
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シロアリは困るなあ・・。せめてじっとポーズとってくれたら、写真とって絵葉書にして売るんだがなあ・・。
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andantino at 2006-05-12 19:21
小学生の頃、近所の雑木林でオナガの雛拾いました。
オナガは雛が多いと間引きします。捨てられた子だったようです。 親鳥騒いでなかったからねぇ・・・。 カラス科だってこともあって、頭よくておもしろかったですよ こいつ 懐
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antonin at 2006-05-13 10:18
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