安敦誌


つまらない話など
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ガッツ味噌カツ

タイトルに意味はありません。

--

最近ちょっと政治やら経済やらといったメンドウなことから関心が離れつつあって、ややケセラセラな感じで「痛いニュース」などをゆるく流し読みしていたりする。

日経BP社のサイトなども昼休みなどに軽く目を通しているのだけれども、こちらも年金がどうしたとか少子化がどうしたとか国の借金がどうしたとかいうことは、だんだんとどうでも良くなってきていて、コラムなどをゆるく流し読みしている。

以前にも書いたけれども、カネとは人間の信用と欲を数値化したものであり、どんなに借金が増えようとも、それは詰まるところ抽象的な数字でしかない。そんなものは「信用」という無形の財産を犠牲にすれば、いくらでも反故にすることができる。国家が簡単にそんなことをするべきではないとは思うけれども、戦争で人が大量に死ぬような事態になるよりは、ハイパーインフレでもデフォルトでも起こして、恥をかいてやり直すという選択肢は常に残されていると考えたほうがいい。国は破れても山河は在る。

--

そんなわけで、またぞろ下らない事ばかり考えては駄文を吐き続けている。日経BPのサイトに面白いコラムがあって、タイトルが特にいい。

思索の副作用

内容も面白いのだけれども、「思索の副作用」とは、まさに自分自身のことのようで、非常に楽しい。もう最近などは

p[*p++] = ++p[*p--];

っていうくらい強烈な副作用に満ち満ちているので、もう何が正常な作用か見当がつかないくらいである。たまには長湯に浸かって、ストーブで干し芋を炙ったりしながら、風にでも当たったほうがいいのかもしれない。

--

名作小説などに全く興味も無かったが、有名な一節が気になって、もう著作権も切れた小説を文庫本で購入した。
 山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

知恵を働かせて、理屈でものを割り切った発言したり行動したりすれば、人の感情に合わずに角が立つというもの。一方で人の感情を理解してそれを考慮すれば、どこまででも流されて道理も何もあったものではなくなる。どこかに落としどころを見つけて、それを通そうとすれば、今度は理屈を言う人からも人情を訴える人からも文句が出て、窮屈な思いをする。とかくに人の世は住みにくい。

こんな文章を小中学生が読んでみてもまず実感できるところはないだろう。ところがこの歳になると気になり始めて、読書感想文の課題図書でもないのに読んでみようという気になる。どうせ読み終わるのは来年だか再来年だかになるのだろうけれども、そこは締め切りのない大人の読書であるから、悠々としていればいい。

Amazon.co.jp: 草枕 (新潮文庫): 本: 夏目 漱石
青空文庫:草枕

--

 「おもしろき こともなき世を おもしろく」

というのが辞世の句であると知って驚いた。まさに二の句が継げないとはこのことだが、さらに驚いたことにこの句には二の句が継がれていて、

 「すみなすものは 心なりけり」

と続くのだそうだ。

まあWikipwdiaなどによれば、これが本当に辞世の間際に詠まれたのかどうかは怪しいらしいが、とにかくこういう言葉は面白いし、しかも腹の底では何を考えているのか今ひとつ探りづらい幕末の志士であればなおさらだ。

実際のところ、個人的な感想では、この世の中は面白いことが充満しすぎていて、最近少し麻痺が進んでいるというような感じなのだけれども、いろいろなことを知ったり考えたりしたところで、「だから何」という澱のようなものは確かにある。

ここにこう書いて見せることで8割方は満足するし、ときどきコメントをもらえたりするとまた満足するのだけれども、何かいまひとつ、カテコールアミン類の分泌に訴えかけるものが少ないような感じもしている。

何かきっかけがあれば、どっと流れるようなものは蓄積されてきているようには思うので、ひとつひとつの事柄に面白がって生きていれば、今のところはいいのだろうと思う。

--

歴史手帳(2008)」と『 「懲役」と「担当さん」の365日』を発注。

エジプトのアレキサンドリア図書館が隆盛を誇っていた時期には、港に出入りする全ての文書は没収され、写しが返却されたという。もちろん当時は人間が複写していたので、本当にそんなことをしていたらかえってアレクサンドリアに書物が入ってこなくなるだろうと思うのだが、気持ちとしてはわからなくもない。

「その気になればいつでも読める」という状態は愉悦なのだけれども、「その気にならなければいつまでも読まない」という現象もまた顕在化しているので、このあたりも考え直さなくてはならない。本当に1年くらい読書に充ててみたいが、それをやってしまったらまた退屈するのだろう。

--

と、なんともまぁ、頭の中がマルチスレッドで、これでは大成しないのも道理。
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by antonin | 2007-12-11 01:46 | Trackback | Comments(3)
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Commented by dankkochiku at 2007-12-12 17:26
antoninさん ありがとうございます。 「おもしろきこともなき世をおもしろく」、これ塀の中の住人の川柳みたい。 ところで、antonin さんの語源は、「安と忍」でしょうか? あるいは、antonine(平穏な)からでしょうか? 前から気になっていたもので、‥(失礼)
Commented by antonin at 2007-12-12 22:50
>dankkochiku さん

コメントありがとうございます。こんなつまらないところに目を通していただいて恐縮です。
「少年鑑別所の子供たち」シリーズも興味深く読ませていただいています。

本は近所の書店で発注しようとしていたのですが、なかなか店に行く時間が取れず、結局Amazonでの注文になってしまいました。読み終わりましたら(いつになるかわかりませんが)感想を書かせていただきます。
Commented by antonin at 2007-12-12 23:02
ハンドルネームの件ですが、高校生時代あたりからAntonín Dvořák(アントニーン・ドヴォルザーク)の音楽が好きで、彼のファーストネームから頂きました。

日本語の使える環境では「安敦」(あんとん)と名乗っています。Marcus Aurelius Antoninusというローマ皇帝と推測される「大秦王安敦」の使者を名乗った人物が後漢に朝貢したという記録があって、そこから安敦という名前も拝借しました。

しかし、"antonine"=「平穏な」という単語があるのは知りませんでした。ラテン語ではそういう意味があったのでしょうか。勉強になりました。
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