安敦誌


つまらない話など
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隕鉄

隕石、とよくいうけれども、結構な割合で鉄を主成分とする「隕鉄」が降ってきているのだという話を聞いたのは高校生くらいのときか。

ビッグバンのときに生成した元素は水素がほとんどで、そこにヘリウムがいくらか入っていただけらしい。地球上には豊富な元素があり、中にはウランのような重元素も含まれているが、それはかつてあった、太陽誕生前に存在した恒星の中で起こった核融合が生成した物質であるらしい。先代の太陽は今の太陽よりかなり質量が大きかったために短い寿命で超新星爆発してしまい、その際にぶちまけられた重元素が地球にある重元素の由来なのだという。今の太陽は「三代目」だという話も聞いたことがある。

そして隕鉄。主成分が鉄であるということは、ある程度質量の大きい天体があって、衝突熱などで溶解した物質が、重力によって鉄などの重元素と珪素酸化物などの軽元素に分離したうちの、中心に近い部分を作っていた物質の破片である証拠となる。

参照:"Meteorites"

地球に飛来する隕石類の大多数は火星軌道と木星軌道の中間にある小惑星帯から供給されるものが多いらしい。また、この小惑星帯は木星の大きな引力による潮汐力で崩壊した惑星の破片という説もある。もしそうならば、その惑星の核の名残が隕鉄ということになる。

近年では、地球の大きさに対して大きすぎる月の由来として、天体衝突による破片が集まったものという「ジャイアント・インパクト説」が有力視されている。その衝突シミュレーション動画なども見たことがあるが、地球側(大きかったほうの天体)の破壊はともかく、月側(小さかったほうの天体)は原形を留めないほどに潰れて破壊されていた。当然、天体核に由来する破片も飛び散っただろう。もしかしたら、そのときの破片が巡り巡って今頃地球に再衝突した可能性もあるかもしれない。

もっとも、月生成時の衝突エネルギーであれば、鉄とはいえ溶解してしまっていただろうから、非常にゆっくりと冷却されたときに出るという「ウッドマン・シュテーテン模様」などは見られないはずだ。そういう意味では、もう少し小さい天体がマイルドに衝突した場合の破片と考えたほうがいいのかもしれない。

まぁそんなことがわかったからといって生活に何の役にも立たないのだけれども、そういうことを考えること自体が趣味なので、それはそれで仕方がない。
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by antonin | 2008-03-26 02:14 | Trackback | Comments(0)
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