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J-CASTニュース : 共産党は若者の心つかんだ? 20代、30代党員が増える 共産主義というものがどこから誕生したのかというと、産業革命後に富を手にした中産階級が更なる富を求めていく中で、労働者を劣悪な環境の工場で酷使したというあたりに端を発する。共産国家が崩壊し、経済利益が至上命題という新自由主義の台頭する現代では、共産党が人気を博すのも当然といえば当然という気がする。 共産主義が社会民主主義と違うところは、合法的な法改正ではなく武力による革命によって労働者国家を樹立するという攻撃的な態度にあるので、かつては社会秩序を破壊するものとして厳しく監視されてきた。上のニュースに付いたコメントの中に読める共産党の印象も、おそらくそういう部分なのだろう。 ただ、現在の日本共産党にそういう革命を起こすだけの力があるのかというと、明らかにそれはない。もちろん「闘争」好きなメンバーは今も活動的な日常を送っているので、独特の危ない臭いは漂う。けれども、社会に適合できなくて平日の昼間からテレビで国会中継などを見ていると、あらゆる議員の中で志位さんの言っていることが一番まともに見えるのは確かなのだ。 人気のあった小泉さんなどは、6時のニュースヘッドラインでは非常に面白いことを言うのだけれども、それはほんの数秒の表現の魔術師だからであって、十分に時間をかけた国会討論では共産党の示すデータに対して貧弱な議論しかできなかった。 もちろん、民主党が自民党に代わって政権を狙っているのと同じような感覚で共産党が政権を取るとしたら、やはり問題は多い。共産党が掲げる全ての政策を実施するのは財政的、経済的、あるいは外交的に見て現実性が低い。ただし、自民党が政権を握っているという前提の中にあっては、実に視点が細かいというか、自民党視点では見落として当然というような生活的な部分をしっかり国会の場まで上げてくる。それなので、国防費や国土整備費に比べれば微々たる予算で、本当に困った人に国費を引っ張っているという意味で、価値のある活動をしているように見える。 赤旗が与党の自民党や公明党の汚いところを暴いたりしていて、そのジャーナリズム力も大新聞などよりよほど強力だという話も聞く。もちろん、共産党にも弱者救済の美名に隠れて「弱者利権」を貪っているような勢力も含んでいて一筋縄ではないのだけれども、まぁ現状規模であれば存在のデメリットよりはメリットのほうが多い政党ではないかと思っている。 自由経済圏でも共産主義の台頭を反省してミクロ経済などの修正を加えてきたはずなのだけれども、最近はそういうものもだんだんと忘れ去られているようにも見える。ユーロ圏は緩やかに離脱を始めたし、南米も怒っている。今でも新自由主義に同調しているのは、皮肉なことに共産国家であるはずの中国だけだ。中国経済が今の世界で一番先鋭的かもしれない。 最後に本題だけれども、社会批判する勢力に対して、すぐに「努力もせずに社会のせいにするとはなにごとか」というような意見が出る。しかもそれが多数派になる。まぁ勤勉なるわが国民性で大変素晴らしいことなのだけれども、そういう人に限って「今どきの若者は甘い」と言う。社会のせいにせず、ぜひ自ら私塾を開くなどして若い者が努力したくなるような教育を与えて欲しい。そういうこともせずに現代社会に責任を帰するならば、結局やっていることは同じなのだ。 「じゃあお前がやれ」ということになるのだろうが、まぁボチボチやっています。私塾までは開いていませんが。それはそれとして、社会の仕組みが悪い、という部分は確実にあるだろう。誰が悪いと言うのではなく、システムが機能していない。ではどうするのか。答えは簡単で、システムを組み替えるのである。そういう合理的なことを言う前に、まずは個人の努力が先だ、ということを言ってしまうあたりが日本人の美徳なのである。 航空戦の時代に大鑑巨砲では合理的ではない。竹槍攻撃ではB29は墜とせない。そういう批判をする前にお前は少しでもお国のためになるようなことをしたのか。まぁこれは自他に厳しいということなのであって十分に美徳なのだけれども、これは美しい物語を共有していないと実現不可能な美徳でもある。不遇をかこつ人々は、不遇であることそのものを嘆いているというよりも、努力の先に希望が見えないことを嘆いている。努力することが報われるなど到底信じられないでいる。努力家が信じている成功物語は、全く共有化されていない。 箱に閉じ込められた犬が、高電圧を掛けられ、痛くて逃げ出そうとする。そこで逃げられた犬は、次に同じ目に遭っても絶対に逃げ出そうとする。しかし最後まで逃げられなかった犬は、次に同じ目に遭うと次第に逃げる努力をしなくなり、最後にはその場に力なく横たわるだけになる。その犬に、なぜ逃げ出す努力をしないのかと鞭打つのは、合理的ではない。そこに必要なのは、第一に保護、次に成功体験の提供である。 いついかなる場合にも、まず自分の努力から突破口を切り開くという精神は美徳だが、ときとしてそれは合理的ではない。精神論はある条件下では素晴らしい力の源となるけれども、別の条件下でそれは全く機能しないばかりか、むしろ害となる。神戸の大震災で痛めつけられた直後の人々が「がんばれ」という言葉を嫌ったのも、おそらくこれに似ている。ただ、心の回復が進んだあかつきには、やはり「がんばれ」という言葉で勇気付けられるようになるのだろう。 助けを求める者に泥を投げつけるような発言をする人がなぜ多いのかというと、おそらく彼らにも余裕がないからだろう。少しでも努力することを休めば、たちまち転落してしまうという恐怖がいつもそばにあるからだろう。他人を助ける余裕など無いという叫びにも聞こえる。 本当の「ゆとり世代」の台頭を待ちたい。 by antonin | 2008-07-16 00:00 | Comments(6)
一切、同感。すっきり休めます。おやすみなさい!(まだまだ仕事はしますが、苦笑)。 まだまだ仕事ですか・・・キューッ 心臓をやられないようにマグネシウム等、ミネラル摂取に心掛けくださいませ。 お疲れさま!! なんやら おせっかい な ひと が おーいあるよ それだけ しんせつ なんや と おもても、 ひとに がんばれ なんか ゆわれたら おもわず わろてまう から おこられるんやなー なんやら おーきな いなか に すんでるよーで、 しんどなる とき あるは 「がんばれ」とか「ごくろうさま」とか、案外好きなんだけどなぁ。最近こういうのは風当たりが強いね。精神論「だけ」に頼ったらダメだけど、あんまり根拠の無い精神論でも、時と場合によっては役に立つと思うし。 英語には「がんばれ」に相当する言葉がなくて、似たような場面で"Take it easy"が使われるなんて話を聞いたことがあるけど、本当かなぁ。海兵隊みたいな連中もいるから、あんまり単極的に捉えたらいけないんだろうけど。 なんというか、国際化した国家は、今じゃほとんどが「大きい田舎」なんじゃないかと思う。マンハッタン島以外は全部田舎なんだ、きっと。日本国内の津々浦々が洗練された都会になったら、逆に気味悪い。 じしん の とこ いって、 take it easy て ゆーてたら、 ふくろだたき に あうかも しれへん www いなか の ほーが、 すみやすい の かも けど あそび にくい とこやよ とかい わ たたかう ばしょ? いーえ、 あそぶ のに さいてき の ばしょ れふ うふふ どのみち遊ぶのねん(笑)
まぁ、なるようにしかならんよなぁ。
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