安敦誌


つまらない話など
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dullい日曜の午後

子供が生まれた2日後にこういうことを言うのもなんだけれども、人生いよいよこれからだと思う一方で、なんだか長く生き過ぎたような感じもあって、ドレッシングのようにあいまいに入り混じっている。結局のところ、疲れているのだろう。月末には夏休みを2日取ったので、ゆっくりと休みたいが、またいろいろと考え事をして眠れないのかもしれない。

春先になると2年に一度はインフルエンザに罹って熱を出すが、40度の熱が下がって体がだるいときというのは、首筋の後ろが重く痛む。けれども一日中考え事が続いて頭が痛いときというのは様子が違う。脳天が熱を持ってズキズキとし、運動が続いてカルシウムの具合がおかしくなった筋組織に似たような張りを示す。酸素が足りないのか糖が足りていないのか代謝物が蓄積しているのかわからないが、硬膜あたりの血流が増えて脈打っている。

バルカン星人が中指と薬指を離して「長寿と繁栄を」などとやっているが、あれはユダヤの風習なのだという話を読んだことがある。繁栄はともかく、長寿というのは有難いのか迷惑なのかわからない。姨捨山というと感情的な反発があるが、楢山節考などを読むと、貧しい村にあって老いても頑健な自分の歯を呪うような主人公があって、いい加減に山へ棄ててくれと嫌がる息子に頼みこみ、その背に乗って山に赴く描写があって驚いた。

ローマ人の物語にも、老境に達して理性が消える前に自分の意思で断食して死を向かえるローマ貴族がいたということがたびたび書かれている。食べるために吐き、吐くために食べるなどと言われていたローマ人に、そんな即身仏みたいな人間がいたということ自体が驚きだったが、これはまた自分の寿命は自分で決めるという「自決」なのであって、なんだか奴らは日本人に似ているとも思った。

地球温暖化とは困った話だが、なぜ困るのかといえば、人間の文明が20世紀現在の自然状態に依存しすぎているからだ。かつて温暖化や寒冷化で地球の海水面は100m単位で昇降している。沖積平野というものは海面上昇と河川の氾濫が作ったもので、堤防を築いて河川を固定化するという現象自体が歴史上初めての異常な状態なのである。海面が上昇して平野が水没したり、海面が低下して平野が寝食されたりするのは、地球の歴史で見ればごくありふれた現象であって、それで右往左往するのは人間の事情に過ぎない。

地球から見れば人間もまた生物の一種に過ぎず、その生物の一種が爆発的に繁殖することで地球環境が激変するということさえも、実は珍しいものではない。ただただ、人間にとって都合の良い環境を自然に無理強いしてでも維持していきましょうというのが、エコロジーの正体である。

いにしえより死なき者なし。それが10年20年早いからといって嘆くことはないと自らを励ました偉人がいたが、同じように自分を甘やかすのは無しだろうか。無しだろうな。仕方がない、まだしばらく生きていくとするか。
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by antonin | 2008-09-21 13:17 | Trackback | Comments(0)
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