安敦誌


つまらない話など
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メディア・リテラシー

なんとかリテラシーというと、あるものを利用するのに必要な、最低限の知識を指す。ネットリテラシーというと、ネットを利用するための技術的な基本知識や、ネット上に存在する悪質な罠に騙されない知識、それにネット上にある言論の信頼度や品質を見抜くための判断基準などがこれに含まれる。

つい数時間前まで、メディア・リテラシーというと、大手のモノは特にこれを信用しないことだとばかり思っていた。だが、そうとばかりも言っていられないのかもしれない。アリゾナにはUFOが出るなんていう馬鹿騒ぎをするわけだけれども、それでもそういう馬鹿騒ぎをすることで、少なくともアリゾナで撮った未確認飛行物体の写真や、現地住人の証言の断片を3大ネットワークのテレビ放送に載せたりすることができる。

アホ臭い陰謀論として書くと、たいていの人は無視するし、アホ臭さゆえに権力からの圧力なんかも少ないのだけれども、しかるべき人が読めば、その嘘くさい内容の中にちりばめられた真実を濾し分けて読み取ることができる。

特別会計だの特殊法人だのというのは、まずまず日本の癌である。なのだけれども、それを直截に国会などで弾劾したりすると、殺されてしまう。そこでどうやるのかというと、ヒステリックな狂人のふりをして、アホ臭い狂言としてあることないことないまぜにして書く。すると実に信頼度の低い情報となるのだけれども、その中の信頼度の高い部分が、しかるべき人には伝わる。砂に混ぜられた砂金のようなもので、数の少ない、だがしかるべき人に金の部分が伝わることで、書いた人の目的は十分に達せられるのだろう。

新聞やテレビなども、もはやアホ臭い内容ばかりで目を覆わんばかりなのだけれども、その信頼度の低い内容が、もしかすると二つの事実を語っているのかもしれない。ひとつは、玉石混淆になった中の、玉。もしかすると、ケネディ事件の真相にしても、911の真相にしても、そういう狂った体裁をしつつ、すでに十分に世に伝えられているのかもしれない。よくよく探すと真相に至るだけの情報量はメディアを通じて世間に流されているのかもしれない。

そしてもうひとつは、玉を石に混ぜ込まざるを得ないという事実。テレビや新聞の惨憺たる状況そのものが、惨憺たる何かが別に存在するということを間接的に物語っているのかもしれない。そしてそれらの事情なども、「縦読み」式に暗号解読すると、案外に情報としてメディア上に踊っているのかもしれない。

これはもう、実に面倒な世の中としか言いようがないのであるが、アホ臭い政府白書なども丁寧に読み解くと、優秀な官僚を取り巻く圧力のあれやこれやなどが、直截ではなくもっと高度な芸当として詠み込まれているなんていうこともあるのかもしれない。いやそれは実に面倒な世の中だとしか言いようがない。

メディアが現実との妥協の産物として、あのような下らない内容を垂れ流さざるを得ず、それでいてなおかつ、明らかに嘘くさく疑わしい内容のニュースをあえて流してみるようなあたり、実はそれが知恵の回る文章家にしかできない芸当なのかもしれない。よくよく眉に唾しながら読んでみれば、実は重大なことがあれこれと書かれているのかもしれない。

けれどもまぁなんというか、世の中って面倒なものだよなぁ、という実感からすれば、そんなこともあるだろうよ、などと思う。李白が酔っ払いのふりをして政治を批判してみせたりして、まぁまぁそういうことは現代にもあるのだろう。

ネタにマジレス、カコワルイのであって、メディアが日々垂れ流す釣りネタなんかにマジレスせずに縦読みしたりすると、それを厨房ならざる大人のメディア・リテラシーというのかもしれない。将棋も囲碁も面倒で投げ打つような人間にとっては、そんな腹芸に付き合うのは実に面倒極まるのだけれども、まぁそろそろ大人でもありますし、そういう芸当なんかを練習してみても悪くはないのかもしれません。紙新聞でも購読してみようかな。
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by antonin | 2008-09-23 09:26 | Trackback | Comments(0)
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