安敦誌


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選挙に行ってきました

選挙 - エキサイトニュース まとめ

まだ開票作業中で結果が出ませんが、とにかく耳目を集めている国政選挙ではあるので、どこも即日開票作業に取り組まれているようです。各地の選挙管理委員会の皆様、ご苦労様です。(目下目線じゃないですよ。苦労に感謝している言葉です)

今日の東京地方は大気が不安定で、秩父・多摩地方からときおり雷雲が接近する気まぐれな天候でしたが、その雨の合間を縫って選挙会場の小学校へ行ってきました。やはり地方選よりは人が多かったような気がします。昼過ぎの雨上がりというタイミングだったせいもあるでしょうが。

結果に対して云々はしませんが、これで落ち着いて政策論議に入れることに期待します。が、もし衆参で過半数が与野党逆転したりすると、混乱が続くでしょうね。こんな記事に心配してしまいます。

争点なき参院選に絶望した財務省若手官僚からの電話 - ビジネススタイル - nikkei BPnet

本来の争点は誰が総理大臣になるかとかそういったことではなく、この国政の難局に当たって、何をどうするのかということなのですが、そうしたことについては全く国民に問われることはありませんでした。前総理が郵政民営化の一点張りで選挙に大勝しましたが、あれはちゃんとしたイメージ戦略があってのことだったそうです。日本の選挙もアメリカ化が進んできましたね。

『政党が操る選挙報道』鈴木哲夫著(評:小田嶋 隆)~踊るテレビに踊らされるな (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)

「会議は踊る」ならぬ、「報道は踊る」といった具合でしょうか。

きょうこれまでの2週間ではなく、あすこれからの6年間が議員さん方の本当の戦いの場であるわけですが、そのあたりの、霞んでしまった「当たり前」に我々が気づくのはいつごろになるのでしょうか。

先日もらい読みした朝日新聞の一面に、新しい「主筆」という役職の方のあいさつが載っていましたが、タイトルが「ジャーナリズムの再興」でした。再興しないといけないという認識はあるようです。(我が家では定期購読している紙新聞はありません)

そうは言っても、ああいった大々的なメディアでは目立ちすぎるために権力の監視も鋭く、そうそう自由にジャーナリズムの権利を謳歌できるとは思えず、一方で単行本や雑誌やwebを丹念に探せば、それなりに重要なジャーナリズムは守られているのであって、国民的なメディアへ無責任に物申すよりも結局国民一人ひとりが努力して情報を探し当てるべき時代なのかもしれません。

「小泉チルドレン」の皆様は、これまでどのような活躍をされたのでしょうか。あまり政策的な報道を目にしませんが、どうなのでしょうね。本当はそうしたところが気になるのですが、今では「与党過半数」の一員として、法案の可決にのみ貢献しているのだとしたらさびしいですね。

それにしても、どのような法案が可決され、法律となったのかという解説の方が、報道されるべき内容として、バンソウコウよりはるかに重要な事項ではあると思います。エンターテイメントとしては顔にバンソウコウの方が画になるのは確かではありますが。

というわけで、情報は自分で拾うことにしました。ちゃんと税金でこういう報告は行われています。いちいち役所へ申請しなくても、自宅で閲覧できます。いい時代になりました。(と言えるはずです)

とはいえ、これらを全部自分で読み下すのは骨が折れます。このあたり、専門の職業ジャーナリストの出番は十分あるのではないでしょうか。

ざっと見ただけでも、与党公明党の議員から提出された、

衆法 第163回国会 14 永住外国人に対する地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権の付与に関する法律案

という法案など、与党サイドから提出されたものだけに、なかなかに意味深長だと思うのですが、いかがでしょうか。

他にも、

閣法 第166回国会 2 特別会計に関する法律案

という法案は内閣から提出され、今国会で可決されました。これだけを読んでも意味がさっぱりわからないので調べてみると、法案を書いたと思われる財務省から要綱が公開されています。

特別会計に関する法律案要綱:財務省

これでもわかりにくいのですが、とりあえず意味は通じました。また、この法案に関する政局などもweb上で追うことができます。

Yahoo!みんなの政治 - 第166回国会 閣法 166回2号 特別会計に関する法律案

Yahoo! Japan もなかなか心憎いことをしてくれるものです。

参院選はともかく、衆院選はこうした個々の法案に対する信任投票の意味も持っているので、投票するにはそれなりの勉強をする必要があります。次の選挙まで頑張りましょう。まぁ、選挙の後に党籍を移したり、連立する相手を選んで常に与党に立ったりする議員もあるので、なかなか選挙結果で全てが決するわけではありませんが。

明日の朝のニュースは、どんな感じになっているのでしょうか。おそらく「誰それ辞任」というあたりで大盛り上がりなのでしょう。隅田川の花火は無事に実施できて良かったですね。それではおやすみなさい。
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by antonin | 2007-07-30 00:01 | Trackback | Comments(4)

ソルヴェイグの子守唄

初めて金を払って買った音楽は、CDに収まったペール・ギュントだった。

高校3年にもなってからだったかと思う。ヴァーツラフ・ノイマン指揮のチェコ・フィルという馴染みの演奏だったので、当時のスプラフォンのディジタル録音がどういうものかを知らずに、少ない小遣いの中から安い盤を購入した。

ペール・ギュントというと「朝」が音楽の教科書に取り上げられていたりして、知っている人は多いだろうと思う。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」などと同じく、作曲家自身によって計8曲の演奏会用組曲に編成されているので、演奏機会は特に国内では案外多いのではないかと思う。もともとはオペラでも交響詩でもなく、劇音楽という、今で言うところの映画のBGMのような目的で書かれた作品だったのだという。

ただ、演じていたのは普通の俳優だったにしても、出演者が歌を歌うシーンもあり、そうした場合は舞台の袖で歌手が歌うのに合わせて俳優が口パクしていたらしい。そういうシーンのために書かれたのが組曲にも入っている「ソルヴェイグの歌」だという。

初めて買った安い盤には、組曲からもれた曲も2曲ほど入っており、そのうちのひとつが掲題の「ソルヴェイグの子守唄」という作品だった。これはライナーによると、最後のクライマックス場面で息を引き取る主人公ペール・ギュントをひざの上に横たえて、老いたソルヴェイグが歌う臨終の子守唄なのだという。

これだけ聞くと美しい話のように聞こえるが、ソルヴェイグという恋人がいながら、幼なじみのイングリッドの結婚式で、こともあろうか新婦のイングリッドを略奪して逃げ、そのイングリッドも捨てて諸国放浪の果てに帰国したペールが、待ち続けたソルヴェイグの許に帰って都合よく甘えながら果てるというシーンらしいのである。その放浪の途中に懇ろになったのが「山の魔王の宮殿にて」に出てくる魔王の娘だとか、「アラビアの踊り」で群舞する女たちの部族の首領の娘である「アニトラの踊り」のアニトラだったりするらしいからタチが悪い。

このストーリーは、原作者のイプセンが母国の国民性を痛烈に風刺している作品であるというのがライナーの説明で、当時、エドヴァルド・グリーグの音楽の方は好評であったが、戯曲のほうは敬遠されがちだったというのが、組曲として音楽を切り離した理由だとしていた。

結局私はそのCDのライナーに書かれた内容以上に「ペール・ギュント」のストーリーを知らないのだけれども、その中でも組曲の選に漏れたこの子守唄が、今まで聞いた歌曲の中で一番気に入っている曲となった。他の演奏を聴いたことがないので演奏の質を論じることはできないのだけれども、歌が始まる前、前奏の部分のストリングスがこの世のものとは思われないほど甘美に響いて耳に残った。


このソルヴェイグほどではないにしても、日本の女性はお隣り韓国の女性と並んで、世界でもかなり不遇に甘んじている方に入るのではないか。男は偉そうにしているが、いざとなると守ってはくれない。その点、兵役のある韓国男はまだマシかもしれない。こんなことは男である私の言うセリフではないのかもしれないけれども、日本には自分でそれと気づかないソルヴェイグが大勢いるのではないか。

といってわが身を振り返ると、ここでは「ヨメ」などと称している女性の好意に甘えて、好きなことばかりをやってペール並みの放蕩を重ねているのではないのか。もちろんペールのように浮名を馳せるようなことはなかったが、好きなことをするために安定した職を放り出すのも、現在進行形の放蕩ではあるのかもしれない。

ギリシャ・ローマの哲学と、終末思想だったキリスト教の理念を統合したアウグスティヌスに関する本をボチボチと読んでいるのだけれども、この人も若い頃にはいろいろと放埓に振舞ったらしい。そもそもキリスト教ではなく、マニ教を奉じていた時代もあったといい、そのあたりの反省から反マニ教の論駁をしてみたり、神とイエスと精霊の三位一体を説いたりしたのだというから、このあたりは貴族の王子として一通りの贅沢を経験してから荒行だのに走ったガウタマ・シッダールタあたりを連想させる。

何を言いたいのかというと、遊び倒して、その果てに帰る所があると、人は勢い説教臭くなるのではないかと思った。だいたい立派なことを言って悦に入っている人は、脛に傷のひとつやふたつは持っているものなのだろうと思う。自分のことを棚に上げられるようになったり、一通り経験して欲望に渋みがかかると、それを悟りと言うのかもしれない。「告白」から始めるアウグスティヌスあたりはまだ良心的なのかもしれないが、告白できるというのはそれだけ開き直っているとも言える。


将来コドモに説教垂れるためには、もう少し遊び込まないといけないのかもしれない。とは言っても、当面は仕事が遊びみたいなもんですが。給料もらってるのがサギみたいです。今までは「カイゼン」「5S」「見える化」などの指導書を読んでも鼻白んでいたのだけれど、今度は「プログラマのバイブル」のような本に書かれた説教がスッと腑に落ちる。これはなかなか新鮮な気分であります。おそらく、書かれている内容ではなく、受け手の心境の変化が主な理由なのだろうと思います。

まぁ、ペール・ギュントのように派手にはやれないのだけれど、もう少し掌の上で遊ばせてください。彼よりは大事に扱いますから。
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by antonin | 2007-07-26 23:47 | Trackback | Comments(2)

そういえばwii

先日購入した車のおまけでwiiをもらったのだけれど、放置してある。何か面白い使い道はあるのでしょうか。コドモが大きくなるまで放置の予感。抽選で当たった白いPS2は義妹にもらわれていったので、これもどこかにもらわれていくかも。

そういえば過去の愛車ケローラは大破したが、その新車購入時にもらったおまけの掃除機は今も健在。皮肉なものです。
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by antonin | 2007-07-24 05:48 | Trackback | Comments(7)

活字中毒者への五十の質問

入手元:「ふぁぜろ・にっき」より「かつじちうどくしゃ えの 50 の しつもん

1 あなたの活字中毒度を病気に例えると。
    神経症。

2 病気を決定的に悪化させた具体的な原因(本)に心当たりは?
    退屈だった大学の授業と快適だった大学図書館と、Amazon.co.jp。

3 活字中毒であることを改めて確認したエピソードがあれば教えてください。
    特にありません。

4 月に何冊を本を買いますか?(文庫・漫画・雑誌は分けてカウント)
    平均すると4冊くらいか。波がある。

5 では、月に何冊本を読みますか?(文庫・漫画・雑誌は分けてカウント)
    平均すると2冊くらいか。波がある。

6 1冊の本を入手するために、最大で何軒の本屋をハシゴしましたたか?
    2軒。

7 同じく1日何軒まで、本屋のハシゴをしたことがありますか?
    2軒。

8 おおよその蔵書数を教えてください。
    わかりません。

9 本棚から本はあふれてますか? その場合、なにか工夫をしていますか?
    あふれています。工夫はしていません。

10 読む当てもないのに、つい本を買ってしまった経験は?
    あります。

11 辞書を頭から読んでしまう行為について述べよ。
    abandonまで読んであきらめるという話を思い出します。

12 積読状態の本は何冊ありますか?
    わかりません。

13 既に自分でも持っている本を忘れて、ついだぶって本を買ったりしませんか?
    経験はあります。

14 あなたの立ち読みっぷりを教えてください。
    中身はあまり読みません。目次と、気になる章を流すくらい。
    表紙背表紙は楽しいので店じゅう眺めて回ります。
    背表紙は新書、表紙は単行本が楽しいです。

15 本屋(図書館)に行かないと何日で禁断症状が発生し、精神の均衡を保てる限界が何日で来ますか?
    365日くらい。経験がないのではっきりしません。

16 本屋での平均滞在時間と最大滞在時間は?,
    わかりません。

17 TVと本。2者択一でとるならどっち?,
    本。うるさくないので。

18 同じ本を意識的に複数冊買うことは、ありますか? 何冊買いますか?その場合、用途は?
   ここに唯一の事例が。

19 死ぬほど読みたい定価500円の本があったとします。プレミア価格になっていたとしたら、いくらまでなら出せますか?
    5000円まで。

20 電車の中で読んでるとき、読み続けていたいが為に降りる駅で降りないことがありますか?
    ありません。
    でも読書して乗り過ごした回数は寝過ごした回数より多いです。過失による事象。

21 日々の生活費用と本代。優先すべきは……。
    生活費用。大人の責任です。

22 本を読んでどこに萌えますか?つまり読書スタイル。
    質問の意味がわかりません。

23 風呂など、家の中の変わった場所で本を読んだりしますか?
    しません。

24 旅行先や外出先、知らない土地で本屋を見かけたときの行動は?
    地元の本屋と同じように接する。(国内の場合)

25 既に読んだタイトルの新装版が出ました。あとがきが増えた、ちょっと加筆、大幅加筆の3パターンに分けて、その後の行動を教えてください。
    あとがきが増えた:立ち読み。
    ちょっと加筆:立ち読み。
    大幅加筆:新しいISO標準に対応したなど、古いほうが使い物にならないのであれば買う。

26 あなたは学校の図書館に、伝説を残しましたか?
    残しませんでした。

27 「R.O.D」を知っていますか?
    知りません。

28 あなたには、面白い本のオーラを感じる能力や、面白い本を見つけるための嗅覚があると思いますか?
    思いません。

29 貴方の大切な本が雨(水でも可)に濡れてしまった場合、貴方はどうしますか?
    買い直しました。

30 同じ本の最大読み返し回数と、そのタイトルを教えてください。
    通読するよりザッピングして読むことが多いので、計測不能。

31 気がつくと会話が妙に書き言葉になってませんか?
    なっていません。現行の日本語は基本的に言文一致です。

32 あなたに対する罰で、踏絵ならぬ「踏本」を強要されたら、耐えられますか?
    耐えられます。

33 読む本が何もないときの、代替行動について述べよ。
    webで何か読む。

34 読んで数ページで地雷な本の予感が漂ってますが……あなたはそれでも最後まで読み続けますか?
    購入した場合はなるべく最後まで読むようにします。

35 地雷な本を読了した後(あるいは打ち切った後)のあなたの一言と行動は?
    処分します。

36 特異ジャンルの本を買うときに抵抗感はありますか?
    「特異ジャンル」の意味がわかりません。

37 最長連続読書時間を教えてください(食事はOK)
    3時間くらい。あまり連続しては読みません。

38 外へ出かける時、何冊の本を持って外に出ますか?
    文庫と雑誌、ときどき単行本も。でもたいてい1冊しか読みません。

39 図書館で軟禁生活を一ヶ月間送るはめになりました。一ヵ月後のあなたの状態は?
    食事の質によるのでわかりません。

40 本を買うかどうか、表紙絵で判断することはありますか?
    あります。

41 読書感想文に「まともでない」タイトルを選びましたね?
    いいえ。

42 分厚い本を目にしたときのあなたの心理状態と行動を述べよ。
    アメリカの大学教科書の厚さを見たときは、あの国の環境意識と製紙工業水準に思いを馳せました。邦訳されるとたいてい上下巻か上中下巻に分かれてコンパクトになります。

43 活字中毒者のあなたにとって、天敵とは何(もしくは誰)でしょう?
    本。

44 書評を信じますか?
    信じます。
    Amazonのユーザーコメントなしにはこれだけの良書を手にはできなかったでしょう。

45 本を読み終えたあと襲ってくる妄想はどうやって処理しますか?
    安敦誌に書く。(「妄想」タグが付いている記事がそれ)

46 電車の中などで読むときページを片手めくりで読み(め)ますか?
    読めません。

47 「本屋で買って読む」「古本屋で買って読む」「図書館で借りて読む」「知り合いから借りて読む」「知り合いに無理やり買わせて読む」のうち、どれが最も多いですか?
    「本屋で買って読む」
    でも収入が減るので、今後は図書館比率を拡大予定。

48 街でみかけた、活字中毒者についてレポートして下さい.
    見掛けでは判別できません。

49 活字中毒になって得たものと失ったものは何ですか?
    得たものは知識、失ったものは体験。

50 あなたから本をとってもいいですか?
    警察に通報します。

51 広辞苑はあらゆる意味で最強だと思いますか?
    あらゆる意味では最強ではないと思います。
    例えば英和辞典としては機能しません。

なんで51まであるの?
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by antonin | 2007-07-22 12:41 | Trackback | Comments(0)

国政選挙とかそこらへん

<参院選情勢調査>民主を支持31% 自民は21% | エキサイトニュース

現在の参議院選挙の選挙制度というのは面白いことになっていて、ほとんどの県では選ばれる議員が1名という小選挙区制となっており、一方で人口の多い都府県では2名以上の議員が選ばれる中選挙区制となっている。加えて、比例代表制の枠もあり、これら3つの選挙制度が入り乱れたハイブリッド選挙制度になっている。人口が最も少ない鳥取かどこかと神奈川かどこかの有権者数対選出議員比、いわゆる一票の重みが5倍だかなんだかに広がっているんですよね、確か。

また、東京では全国で唯一の5人区となっており、winner gets allの1人区と違い、当落線上の数人の候補を除いては、ほぼ当落が事前に分かってしまう制度となっている。ある立候補者を議会に送るべきか否かを選択する権限という意味合いにおいては、より一層意義が薄まってしまっている。国政選挙なので有権者数が膨大で、もともと一票の重みが軽いというのもある。そういう面白くない選挙ではあるのだけれども、権利を行使しないと権利を取り上げられても文句が言えないということもあり、一応投票には行く。旅行に行く予定もないですしね。

今回の選挙で一番重要な政策は、やはり消費税の税率に関する問題でしょう。言うと負けるから誰も言わないですけどね。小泉さんは自分の政権では絶対に消費税率を上げないと言ったし、安倍さんもこれまでは議論すら先送りにしてきた。とはいっても、既に増税を当て込んだ歳出枠の拡大を伴う法案は可決済みなので、あとはどこから財源を引っ張ってくるか、という話しか残っていない。

年金でだいたい2兆円くらいの財源が空白になっていて、平成20年度には10年前に市場へ「真水」を注ぎ込むために使われた国債が大量に償還を迎えるらしいから、長期金利を引き上げていくためにもこの償還は国債の再発行額を抑えてなるべく税収から充てたいという経済的な事情もある。

今は大量の国債残高があるため、日銀も金利を使って経済をコントロールするという基本技が封印されてしまっている。日銀自身も、日銀の配下にある邦銀も、それにあの郵貯も、全て国債を大量に買い込んでいる債権者であるから、金利上昇で国債残高が暴走して国家財政が破綻の危機に瀕したりすると、手持ちの有力な資産である国債の価値が暴落して大変なことになるから、このあたりでは文句が言えない事情がある。これが、先日逝去された宮沢さんの大きな置き土産であるらしい。

もう「恒久減税」だった定率減税は廃止してしまったし、あとは法人税か消費税くらいしか大きな弾は残っていない。法人は直接的には経団連を通じて自民党に、また事実上法人に取り込み済みの正社員組合連合会である連合を通じて民主党に深く食い込んでいるので、法人税を大幅に引き上げるという議論は出てこないだろう。先日個人経営の事業所数が法人経営の事業所数を下回ったというニュースが流れていたが、こうして個人保護解消、法人活動自由化の流れは固定化してきている。村上ファンドやグッドウィルはちょっとやりすぎたので叩かれたが、基本的にはあの路線が、小泉さんの残した日本におけるサッチャリズムの方向ということになるようだ。

で、おそらく選挙から数ヶ月で消費税率の話が始まり、来年度あたりには新しい消費税率とコンニチハ、ということになる。自民も民主も実はこの点で基本的に意見の相違がない。まあ団塊の世代がこれから老齢人口に食い込んでいくのだし、団塊ジュニアは夢のない中間管理職になって国債購買の原動力である貯蓄能力を失っているし、今後社会に出てくる若い世代は世代人口減と労働環境の貧弱化で納税能力が低下している。結果として間接税を引き上げなくてはいけないという理屈は理解できる。こちらはあまり理解されていないけれども、消費税はストックではなくキャッシュフローに掛けられる税金であり、企業もかなりこれを負担している。

その前に特別会計も含めた税支出の見直しでしょ、という話が橋本龍太郎さんの頃から言われていたのだけれど、3世4世議員で固めた内閣ではそういう話は無理だろう。民主も鳩山さんを見ても分かるとおり、世襲という点では五十歩百歩ですし。小泉さんは郵便局と道路公団を国家行政から一応切り離したけれども、まだ税金の流れは必ずしも途絶えてはいないので、その面での後始末が付いていない。

野党は安倍内閣の醜聞続きで勢いづいているけれども、自民党で出世して大臣になるくらいだから、怪しい資金が全く無いという方がよほど怪しいような気はします。自殺した前農水相の松岡さんは、入閣したときから黒い噂を囁かれていたし。まあ、マスコミとしては小出しに騒いでくれた方がネタを継続的に供給してもらえていいのでしょう。

「なんで大臣が犬なのかもわからないし」
「全てのことには理由がある」
「どんな理由?」
「お前にはまだ早い」

という感じでしょうか。

そんなこんなで、かなり白けモードではあるのですが、参院選とその前日の隅田川花火大会のなりゆきに注目したいと思います。ちなみに土曜日が荒天だと、翌日が選挙なので花火大会は延期せず中止だそうです。
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by antonin | 2007-07-22 11:01 | Trackback | Comments(0)

Mazda 2 がやってきた

なんというか、いろいろな出来事がありすぎて書ききれないここ1ヶ月なんですが、速報的なやつをひとつ。それにしたって今月はじめの話なんですが。

いままで宇都宮で自動車通勤をしていたのですが、入社半年の貯金を頭金にして買ったケローラ(註:カローラの一種です)を交通事故で大破してからは、ヨメの軽自動車に乗っていました。デザイン、装備、乗り心地、ユーティリティなど、どれも満足のいく車ではあったのですが、いかんせんエンジンが0.66リッターなので力が足りない。自動車メーカー某社の研究開発拠点に近かったこともあり、東京でもなかなか見ることのできないNS×とかあれこれType-Rとかが軽快に走っている中で我慢を強いられることもしばしばでした。

その軽自動車を東京に持ち込むにあたって、駐車場が立体駐車場であり、車高制限に引っかかるという事情があったため、車の買い替えを検討していました。よくわからないのですが、ヨメには「中古は嫌」というこだわりがあるらしく、これ幸いと新車の検討に入ったのでした。従来の軽自動車に大変満足していたので、同じメーカーの軽自動車をまず検討していたのですが、メーカー系列店に出向いてみると、フランスからの輸入車販売をメインにしているフランチャイズ店が片手間に売っているだけらしく、自転車で登場した我が親子を見下したようなひどい扱いを受けました。

そうしたわけで、別のディーラーを探している最中に、関東マツダの最寄支店が、さらに自宅に近くなって、店舗も拡張してキラキラのショールームになって新装開店しているのを発見しました。またしても自転車で飛び込むと、今度は一転してのお客様待遇。フォード傘下に収まる前から好きだったマツダの車が一気に候補に浮上したのでありました。

マツダも軽自動車を売っているのは売っているのですが、最近は自主生産しておらず、日産同様スズキからのOEMとなっており、軽自動車販売の利幅が薄いのは自ずとわかります。一応第一アタックとしては軽自動車狙いで商談を始めたのですが、人気車種のデミオが近くフルモデルチェンジをするということで、現行車種(当時)に特別仕様が出て大放出状態であることを聞き、後日ヨメを連れて来るので、軽からデミオへそれとなく誘導するように営業さんにお願いしておきました。

新型車は、そのときは先行パンフレットが出ているだけでキャッチコピーは未発表でしたが、今公開されているコピーを見ると"New Target"ということで、あからさまにターゲットチェンジをコンセプトとしていました。ありがたいことに、予算面でも家族構成面でも現行車種(当時)がターゲットにぴったりで、プジョーの206か207みたいな新型はちょっとターゲット外れだったので、迷うことなく現行車種(当時)に落ち着きました。

で、めでたく(転職で収入が減るのにも関わらず)普通車の購入が決定すると、新装開店セール中ということもあって、胡蝶蘭だのアルミ風船だの、商談中は家族全員にソフトドリンク飲み放題だの、なんだかかえって赤字なんじゃないかというほどの待遇をしていただきました。

納車後に2週間ほど通勤に使用するということで東京から宇都宮まで走らせたのですが、コンパクトで取り回しのいいファミリーカーという事前の印象とは全く違い、エンジンがアイドリングしていることに気づかないほど静かな室内、堅めのハンドル応答に、変な振動が無いけれども路面の凹凸を正直に伝えるサスペンション、十分な加速を得てからシフトアップして、スロットルを開けば遠慮なくシフトダウンするATロジックなど、どれも意外なスポーツセッティングでした。エンジンも過不足ない感じで、"fun to drive"を久々に味わいました。

音が静かなのはどこのメーカーということはなく、最近の日本車に共通した特徴かとは思いますが、いかにも剛性が高そうなキッチリした動きはやはりフォードのスポーツセグメントの一翼を担ってヨーロッパに出荷されている"MAZDA 2"の面目躍如という感じでした。価格が高い車の性能がいいのは当たり前であって、こうした手ごろな車でこういう感触を得られたのが嬉しく思いました。もう新型になっちゃいましたけどね。

あの「アコ×ドですか?」というようなペンタゴングリルによるMAZDA車のアイデンティフィケーションはこの世代ではトーンダウンして、代わりにあの翼のようなブランドマークが以前の2倍か3倍くらいの寸法になって例のペンタゴンをはみ出す勢いで配置されていました(実際はみ出てますが)。こういうの好きです。

というわけで長く楽しめそうな一台であります。

写真は納車待ちのデミオ君。
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こちらが"New Target"のデミオさん。
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by antonin | 2007-07-21 02:15 | Trackback | Comments(11)

いろいろとアレで

めまぐるしく毎日の時間が流れています。

勤務時間中は恐ろしく集中しているので、体感時間としては一瞬で終わり。出社前の保育園の送り出しとか、帰宅後のコドモの風呂入れとか、家事のほうも徐々に分担がはっきりしてきて大忙し。

電車は結構本も読めるような時間帯でOKということが判明してきて満足しています。脳味噌筋肉痛状態です。愉快痛快。

明日は会議室で歓迎会をするとか。自動車通勤の職場では考えられない環境です。

それから、皆様コメント拝読しました。どうもありがとうございます。返事はまた今度にします。ごめんなさい。

自宅の部屋も、単身部屋の荷物を持ち込んだためにとっ散らかってるし、週末もまた忙しそう。

てなわけでまた走り書きにて失礼。
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by antonin | 2007-07-20 00:06 | Trackback | Comments(4)

東京だよおっかさん

というわけで、生まれ育った東京に出戻って参りました。母もまた東京生まれの東京在住であるので、タイトルはそういう意味においてであります。

親元で生活していては精神において自立できないと考え、二十歳も過ぎてから生まれ育った東京を離れましたが、結局弱り果てて出身地へと舞い戻ってしまいました。まさに放蕩息子の帰還と言うべきですが、これもまたひとつの経験というものでしょうか。住民票はすでに2年ほど前に東京に戻していますが、平日は都外住まいが続いておりました。これで名実とも都民に戻ります。

名目上の収入は大幅に下がりましたが、これまでも自費で年間40万円くらいは毎週の帰宅に費やしており、JRにはずいぶんと貢いできました。また、結局最後まで労働組合を抜けられなかったので、年間で10万円ほどは天引きで組合費に消えていました。

週末の貴重な時間を割いて、自宅近くのディズニーランドへバスを借り切って日帰り旅行というような(個人的には)意味のない活動にその多くは消費されていたので、ほとんど何の恩恵もないまま終わってしまいました。

その分というか、健康保険はかなりの黒字になってしまいました。平均的な30代男性の千倍は医療費を消費していたように思います。あまりありがたい話でもありませんが。これからは健康的に生活したいと思います。

その他、二重生活の維持のために年間30万円ほどは消費していました。これらの分は負担が軽くなるので、実質の損失はボーナスの減少分くらいでしょうか。まぁこれが大きいんですが。

学生時代を含めると、苦節15年にしてようやく希望する仕事にありつけたので、これからは言い訳もできないということでもあり、精々仕事に打ち込むことにしたいと思います。

「平日の退屈を紛らわす」という、このblogを書く第一の動機がなくなったので、今後どの程度更新するかは不透明ではありますが、一方で辞めてしまう気もあまり無いので、ぼちぼち続けてみたいと思います。

今度の通勤電車は大変混雑していて、仕事の役に立つ本を読むのも難しそうですが、吊り革エクササイズだと思って体力増進に励みたいと思います。通勤時間が長い会社員ほど肉体年齢が若いという調査もありました。

また世知辛い世の中でもあるので、痴漢に間違えられないように注意しなくては。男性専用車両とかは作ってくれないのだろうか。余計な神経を使わないで済む分、ずいぶんと気が安らぐだろうに。まぁ、神経を使うという緊張感も脳の刺激になり、悪いことばかりでもないのでしょう。交通事故の心配がなくなったので、ここはイーブンというところでしょうか。過去に右折の失敗で車を一台潰しましたし。

11年勤めた財閥系企業でしたが、一人仕事の引継ぎが予定通り完了してほっとしたという以外には、特に感慨というものはありませんでした。こういうものは後から湧いてくるものなのでしょうか。しかし、そうした間もなく、週明けには新しい職場にいる予定となっています。こちらは今から楽しみです。関連する本を7冊ほど買い込んでしまいました。全部で3万円ほどで、交通費に比べると安いものです。あとは読む時間をどう確保するかですが、まぁなんとかなるでしょう。


以上、まとまりなく書いてしまいましたが、今後ともよろしくお願いいたします。
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by antonin | 2007-07-16 00:13 | Trackback | Comments(12)

アクセス不能

単身部屋でのインターネット・プロバイダである@Niftyに、7/16付けでサービスを解約するように連絡したのに、7/1からサービスが使えなくなってしまい、ネットに接続不能になってしまいました。

日割り計算はできないので、7月分は請求されるとか言っていたけど、これで請求してきたら怒るぞ。

気分はひとりキャンドルナイト。
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by antonin | 2007-07-03 22:17 | Trackback


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