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ジャガイモ1909万トン、ニンジン872万トン、塩少々

楽に行こう。世界は想像以上に快適だ。

ミイラ捕りは愉快だ。神聖文字で書かれた文言に、過去の迷信ではなく現代の真理が書かれていたのを知る恐怖体験は痛快だ。

楽に行こう。我々は自覚以上に強靭だ。

他人への不信感と、他人の自己に対する不信感が発狂の元凶であるが、それは、ただ信じることによって薄らいでいく。信じる。ただそれだけでいい。

難しいことだが、それは単なる習慣でしかない。

楽に行こう。我が国には智慧がある。
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by antonin | 2009-07-28 03:58 | Trackback | Comments(10)

知識の集成体としてのユダヤ的な何か

つまり、宗教だの民族だのは、この際関係ないとする。

衆愚の拠るところは民族的で残酷な排他意識だが、結局のところ情報に劣る人民は、性情温和にして生活に対して誠実である。一方でリテラシーに優れる層は、歴史および数学的記述の読解能力において勝り歴史的文書に対してアクセスが自由である。そこで得られる知識を知識人が純粋に活かせば、聖人君子による経世済民となる。

しかし、ある個人が一定の知識資源に到達した段階で、その知識情報を囲い込み、集団に対して利己的に運用する組織に行き当たる。ここで個人の取りうる選択肢は二つ。秘められた知識を暴こうとして排斥されるか、知識を得る代償として集団利己的組織の運用に加担するか。

極めてシンプルかつ恐ろしい結論。

コモドゥスは別として、ネロは正義だったという解釈。クレメンス5世は別として、フィリップ4世は正義だったという解釈。レーニンは別として、マルクスは正義だったという解釈。ヒムラーは別として、ヒトラーは正義だったという解釈。村上ファンドは別として、ホリエモンは正義だったという解釈。どれも、マスメディア的にはタブーなので、情報として流布はしない。

可能とすれば、ミヒャエル・エンデかウンベルト・エーコ程度の「ほのめかし」としての文学表現。これらの作品に対する、「ネバー・エンディング・ストーリー」および「ダヴィンチ・コード」という娯楽作品による印象の上書き操作。

当用漢字という制度の目的。中華四千年の漢字資料へのアクセス遮断としてのリテラシー断絶。ギリシア語とラテン語を消失させた歴史に学ぶ行為。タブーとしての現代史。タブーを破ったイスラムへの報復としての近代史。民族対立という逆光の中に見え隠れする、慳貪な英知と誠実な暗愚という、真の対立。「我々を守るのに軍隊はいらない。ただ学校があればいい」「異教徒の協力者には最大限のもてなしを与える」という教訓の陰影。

--

いやぁ、陰謀論って、本当に楽しいものですね。

それでは、また来週。
さよなら、さよなら、さよなら。

次週の陰謀洋画劇場は…
「『サブプライム・ショック』 -- これからは投資より貯蓄が安心」
をお送りします。お楽しみに。
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by antonin | 2009-07-28 03:48 | Trackback | Comments(2)

必ずしも牧歌的ではないチェコ音楽



日本人にとって馴染み深いチェコ音楽といえば、チェコがオーストリア・ハンガリー二重帝国から独立を目指し、文芸運動においても国民主義的な傾向を見せた時代の音楽になるだろう。しかし、かつて帝国の首都が置かれた百塔の都プラハが誇る音楽といえば、宮廷で踊られていたポルカになるだろう。ポーランド女性も確かにポルカと呼ぶようだが、この宮廷でも演奏されたチェコ民族舞踊としてのポルカは、その半歩だけ踏み出す独特のステップを指すチェコ語から来ているという説が有力らしい。

http://en.wikipedia.org/wiki/Polka

ドヴォルザークの「スラヴ舞曲」を意識して書かれたスメタナの「チェコ舞曲」にも第1集と第2集があるが、広くチェコ民族音楽に題材を採った第2集よりも、4曲のポルカからなる第1集の方が、気品ある音楽を得意としたスメタナ先生の面目躍如といった作りになっている。

アントニーン・ドヴォルザークは、肉屋兼宿屋の長男という出自から、単に土着的な曲しか書けない作曲家と誤解される傾向にあるが、実際には試行錯誤の末に、多様な民俗音楽を求める「市場の要求」にフィットする曲として、絶対音楽の形式と短調の民族的なメロディを統合した音楽様式に照準を合わせたことで、名声が欧米に広まったに過ぎない。

プラハ音楽院で、後に娘婿になるヨセフ・スクに作曲法を指導していたドヴォルザークは、短調の曲ばかり書いているスクに対し、夏期休暇の課題として長調の曲に挑戦するよう指示したという。その課題に応えて書かれたのが、スクの弦楽セレナードだった。確かに長調の曲には仕上がったが、その切ない響きはやはり若いドヴォルザークが書いた同名の作品を超える叙情が湛えられている。

日本人にとって愛着のあるチェコ音楽といえば、やはり民族的で叙事詩的な作品群だろう。けれども、長調などで書かれた典雅な作品の中に、ボヘミアの牧歌的風景には納まりきらない、中世からの古都プラハの風景が描き込まれているように思う。


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by antonin | 2009-07-26 23:26 | Trackback | Comments(4)

Windows Vistaの今後

「いらない子」などと言われ続けたWindows Vistaであるが、今後の「展望」は意外に明るいのではないかと思っている。

というのも、Windows Vistaの後に続くOSとして、Windows 7が登場しそうだからだ。もちろん、世間の評価としてはWindows 7がVistaの息の根を止める役割を担っていると見られているが、本当はWindows 7こそがVistaの救世主になると予感している。

Windows 98が全盛の頃、Microsoftは「98で十分」というユーザーに向けてWindows Meを、そして「これからはNT系列」というユーザーにはWindows 2000を提供するという二重政策を敷いた。これに対して、Meはもはや時代に合わない非力さを露呈し、2000はWindows 9x系列との互換性の低さを露呈した。そのあとを継いだWindows XPのその後の展開はご存知のとおりだが、XPの最大の特徴はWindows 9x系列の「ゲームでさえ動く」という互換性の高さだった。

そしてWindows 2000はその後どうなったかというと、内部的にはNT系列に属するWindows XPに向けて作られた多くのアプリケーションやデバイスドライバがWindows XPの普及に伴って増え続け、そのままWindows 2000で動くソフトも増えるという状況を生み出した。その結果として、Windows 9x系列との互換性に難があって普及しなかったWindows 2000は、今でもある意味では現役のOSとして活躍している。消え去ったMeとの違いは対照的だ。

ここで現状を見直すと、Windows VistaはXPが引き起こしたセキュリティ問題を解決すべきOSとして登場したが、そこで採用したセキュリティ対策はUACなどのインターフェイスに見られる未熟さがあり、かつ互換性にも問題を引き起こしてしまった。特にIE6環境向けに作られた社内アプリケーションなどが動かないのは、致命的だったらしい。

しかしVistaも、これはこれで成熟したOSであり、2GB以上のメインメモリと高性能グラフィック・プロセッサを搭載したマシンであれば、さほど苦労せずに動かすことができる。電力消費の面で問題はあるが、スタンバイ状態にすれば起動時間もゼロに近い。そして、Vistaが内部的にNT6.0というバージョンナンバーを持っているのに対し、Windows 7はNT6.1というナンバーを持っており、Windows 7がVistaベースのマイナーチェンジ品であることを、ハードウェアおよびソフトウェアのサードパーティに保証している。

これにより、「Windows Vista以降」に対応したデバイスドライバとアプリケーションが今後増えていくだろう。また、Windows 7 SP1が出る頃には、そのテクノロジの主要な部分はVistaにもSPの形でフィードバックされるだろう。ということで、Windows 2000がWindows XPにぶら下がって生き続けたように、Windows VistaもWindows 7にぶら下がって生き続けることができるだろう。Windows Vista Home Premiumグレードに付属のWindows Movie Makerビデオ編集アプリはWindows 7 Home Premiumグレードには付属しないらしいので、ある意味Vistaはお得なバージョンと言えるかもしれない。

メインストリームに立ったのが3年未満というのはちょっと残念だったが、Windows Vista、特にその64bit版は、新世代OSのフィールドテスタとしてMicrosoftに膨大な知見を残したはずだ。Windows Vistaは、Windows MeよりはWindows 2000の位置付けに近い。その点は安心していいだろう。

ただし、メモリは2GB以上用意しておいたほうがいい。この記事を書いているノートPCも、1.5GBから4GBに増強してから動作が安定するようになった。まぁ、台湾メーカーの安い製品だったので、自分でDOS起動ディスクを作ってBIOSをバージョンアップしたり、SuperFetchを無効にしたりと、いろいろと「楽しい作業」が必要だったのは確かだけれども。

自宅のデスクトップ機が、そろそろ時代に合わなくなってきた。プロセッサはCeleron 1.2GHzだし、メモリは0.5GBでこれ以上増設できない。企業のキャンペーンサイトの全画面FLASHだとか、HTML5準拠のHD動画だとかの再生がスムースにできなくなっている。となると64bit OSへの乗換えを検討したいが、Windows7 の発売が近づくといろいろとパーツ価格も上昇してくるだろうから、それ以前に基本パーツだけでも揃えておきたい。なんとか6万円くらい捻出できれば、トリプルコア+6GBメモリくらいなら装備できるのだけれども、冬のボーナスがどの程度になるのか予想がつかない。困ったものだ。
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by antonin | 2009-07-25 12:13 | Trackback | Comments(0)

陰謀論は愉しいぞ

日航123便は中性子爆弾によって破壊されたなんて、陰謀陰謀、はい陰謀。

世界はイルミナティの系譜を引く300人委員会による新世界秩序に向かっているなんて、陰謀陰謀、はい陰謀。

--

北朝鮮が、工作員を送って人さらいをしているなんて、陰謀陰謀、はい陰謀。

中国が、進出してきた企業の株式を共産党幹部にタダ同然で取得させているなんて、陰謀陰謀、はい陰謀。

--

「厄介なジャーナリストが例の情報に感付いたようだ。然るべき対策を取れ」
「消しますか」
「それは冗談で言っているのか? これは三文小説じゃないんだぞ」
「では、どうやって・・・」
「同じ情報を、あのイカレ頭にリークしてやれ。誰も信用しなくなる」

--

ヒトラーの予言なんて、陰謀陰謀、はい陰謀。はいはい、ホロコーストはなかったよねー。

労働者が資本に搾取されているなんて、陰謀陰謀、はい陰謀。時代に取り残されたマル経信者乙。

--

まぁ、なんだろう。鵜呑みにするというのは傍目にも馬鹿らしく見えるものだが、頭から否定してかかるというのは、傍目にはクールに見えるものだ。

ユダヤにだって、ある程度は人の恨みを買う要素があったのだろうし、殲滅されたテンプル騎士団はヨーロッパとエルサレムを結ぶ道を通じて金融業を営んでいた。利息、あるいは利殖というシンプルな目を通してみると、大いに視界が揺らぐ。半分は虚像だが、半分は虚像の先に垣間見える実像だろう。

思考停止とは、意外にも両極に存在する。その両極から離れて立つというのは、非常に難しいことなのだ。自戒も込めて。(と最後につけるとかっこいいかも。陰謀論が好きなだけ)
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by antonin | 2009-07-24 02:10 | Trackback | Comments(0)

マイクロスチームパンク

一時はバイポーラトランジスタなんかを使っていてややこしい時期もあったが、真空管とかFETなんかは流路に対する隔膜弁による流量制御と似たようなことをやっているから、低周波ロジックではあまり難しい理屈にはならない。

一方、蒸気機関車の蒸気圧制御なども、ノズルと弁の組み合わせでPID制御を実現していたらしく、そういう機構を使えば蒸気圧によって別系統の蒸気圧を制御するなどということも十分可能になってくる。

チャールズ・バベッジは歯車によって階差機関を設計し、動力機関は単に動力源として考えていたけれども、現代的視点に立つと、電圧で電圧を制御するCMOSロジックと等価な回路を、蒸気圧で蒸気圧を制御するスチーム・ロジックに変換して妄想することが可能になってくる。

おそらく今から蒸気機関を復活させる工学的メリットはないのだろうが、あるいはMEMSなどのメカニカルな機構中で、メカニカルなエネルギーをメカニカルなまま利用したいというような場面も出てくるかもしれない。マイクロリアクターの移動層流体の圧力を一部流用して、簡単なNANDロジックが組めるような小技を持っていても、一部のエンジニアには面白いことになるに違いない。

微細領域では、純シリコンもけっこう面白いように曲る。それでダイアフラムを作り、別系統の流体をON/OFF制御して、単純な制御機構なら電子回路の介入を経ないで可能になるかもしれない。アメリカの特許などをよく探せば、既にそうしたものもありそうな気がする。ジェットエンジンの内部なんかは結構「硬い」流体が流れていて、しかも電子制御をするには温度が高すぎたりするから。

もちろん、微細流路では粘性による圧力損失が大きいから、あんまり微細回路に水溶液なんかを流すと、外部からの圧送ではそれらしいロジックは実現できないかもしれない。でも、どこかに電熱ヒーター級に原始的な熱源を用意して、そこで発生する気泡の圧力で局所的な駆動力と付帯的なロジックを作りこむなんていうこともできる。いや、一体なんの役に立つのか見当も付かないけれども。名付けて「バブルロジック(R)」

SFぐらいなら、炭火と氷で挟むと動き出す集積回路なんてネタも、十分に面白そうな気がする。高い演算速度を実現するための媒質が有毒性なんかだとドラマ性も出そうだ。もしそういう作品が既にあるようなら、ぜひ読んでみたい気がする。
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by antonin | 2009-07-24 01:41 | Trackback | Comments(0)

蛇の道にツチノコなし

あと。

googleのランクが下がったのは、自動生成系のblogからのトラックバックのうち、まずまず読める内容のものを面白がって許可していたってこともあるかもしれない。なんせトップページに表示されるからなぁ。googleのanti-SEOとしては許しがたい部分かもしれない。s-comu.あたりは整理してみるか。ちょっと情報調査してみるので、1週間くらいトラックバック禁止&非表示にします。自分なりのトラックバック受付ポリシーができたら再開しますので。というより、トラックバックなんて文化はもう死滅したものとみなしていいのかな。twitterとかtumblrとかの時間食い潰し系サービスは、中年男としてはできれば避けて通りたい道。はてなも何が面白いのかよくわからん。

新しいことが嫌いなわけじゃないが、どちらかというとLISPとかHDLとか、そっちに脳リソースを回したいという気がする。浮き沈みの激しいコミュニティ系サービスよりは、JavaScriptとHTML5とCSS3あたりを地味に勉強したい。あと、この夏こそSICPを読破しようと思った。Pythonで関数型なプログラム記述をするのが夢。夢じゃない。今年中には使いこなしてSTLに応用できるようにする。チューリング完全万歳。
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by antonin | 2009-07-24 00:57 | Trackback | Comments(0)

陰謀論レボリューション

陰謀論愛好家には垂涎の情報が目白押しです。
よく、眉につばを塗っておいてくださいませ。

--

まずは、復習から。日本語訳が消失しているので、英語版でどうぞ。

Army: 3 vials of virus samples missing from Maryland facility - CNN.com

In 97 percent of cases, humans with the virus suffer flu-like symptoms, but it can be deadly in about 1 out of 100 cases, according to Caree Vander Linden, a spokeswoman for the Army's Medical Research Institute of Infectious Diseases.

「陸軍感染症医学研究所の広報官キャリー・ヴァンダー・リンデン氏によると、このウィルスに感染した人間の97パーセントがインフルエンザに類似の症状を示すが、その致死率は100例に1例程度である」

馬の血液を蚊が媒介して感染するウィルスらしいですよ。コイツが原因だとすると飛沫感染するスペイン風邪とは媒介要因が異なり、夏場が感染拡大時期になりますね。うーむ。陰謀の香り。

そして日本のニュースです。

【新型インフル】感染の小学生に幻覚症状 急性脳炎を発症 - MSN産経ニュース
厚生労働省は22日、新型インフルエンザに感染した神奈川県の小学生の男児が、急性脳炎を発症したと発表した。男児は幻覚症状などがみられたが、感染症指定医療機関に入院しており、快方に向かっているという。新型患者の急性脳炎の報告は初めて。

いい具合の疑わしさ加減ですね。夏という季節性といい、高熱より急性脳炎を誘発する点といい、ひとくちに「新型」で「インフルエンザ(みたい)」といっても、冬のやつとは違うんじゃねぇかという疑いが湧いてきて興味深いです。みなさん、蚊には刺されないように注意しましょう。

まぁ、通常のインフルエンザでも高熱による急性脳炎は普通にあるよ、みたいなことが記事に書いてありますけど。でもそれだと陰謀論にならないので、ここでは「米陸軍の感染症研究施設から消えたウィルスがついに日本上陸、蚊が媒介する殺人ウィルス蔓延」ということにしておきます。

次。とうとうビジネスの香り。

CNN.co.jp:新型インフルエンザ用ワクチンの治験、米国でも開始へ
米メリーランド大学は22日、新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチンの治験を8月初旬にも開始すると発表した。全米10カ所において、最大で1000人の成人と未成年者を対象に実施し、有効性を確認する。

有効性を確認というより、量産と早期接種を実現すれば、DNAレベルで解明できているウィルスに対するワクチンの開発なんて、別に難しくもないような気がします。だいたい、数年前からスペイン風邪のウィルスは復元できていたのだし、今回蔓延してステージ6を招いたH1N1型ウィルスにしても、スペイン風邪のものと塩基配列にしてほんの数十しか違わないみたいだし。もう、来るべき北半球の冬季流行に向け、ワクチンも抗ウィルス薬も全力で生産しているような気がします。あとは、とばっちりを食らった貧困国で内戦が起こるとか、そんな結末が見え隠れしますが、今はあまり大胆に予測しないことにしましょう。

とりあえず安いマスクは今のうちに買いだめしておけってことで。
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by antonin | 2009-07-23 22:53 | Trackback | Comments(0)

背教者アントニヌス

google page rankが3から2に下がった理由がわかった。どうやら、安敦誌は「有害サイト指定」されてしまったらしい。ためしに、「ある貴婦人の話」で検索をかけると、この記事が検索に全く上らなくなっていることがわかる。つまり、「ある貴婦人の話」は食人系のグロ記事として、その手のアイデアに免疫のない一般市民を守るためにそっと蔵にしまわれたということなのだろう。

ここで少し、「グロテスク」という言葉のそもそもの来歴を考えるのも楽しい。

グロテスク - Wikipedia

詳しくはリンク先を見てもらうとして、「グロテスク」という言葉には、本来はグロテスクという意味はなく、単に装飾が「洞窟風」という程度の意味しか持っていなかったらしい。しかし、キリスト教がヨーロッパを支配する以前のローマ帝国とは、ネロの黄金宮が「地下迷宮」として発掘された当時のカトリック世界にとっては、異教の支配する邪悪な世界と解釈されていた。

しかし、唯一神が創造し、唯一神の支配する世界とは全く相容れない地下迷宮の美術は、人間賛美の危険な思想に満ちた、しかし非常に美しいものばかりであった。この「地下から現れた真実」の気味悪さが、現代のグロテスクという語感につながっている。そして、人間の作る社会常識の地下には、気味の悪い真実が多数眠っている。「ある貴婦人の話」は、その地下迷宮を掘り当ててしまったのだろう。危険な箇所なので、公共機関であるgoogleとしては、一般利用者の転落を防ぐために入り口を閉ざす必要がある。きわめて妥当な対策である。

そして、その記事を置いた安敦誌は、googleからペナルティを食らったわけだ。ここであの記事を削除するのもひとつのやり方なのだろうが、「東出愛子のビジネスマナー講座」あたりへのリンクをトップページに「おすすめ記事」として上げておくと、果たしてトップページのランクはどこまで下がっていくのだろうか。そういうことに興味が出てきた。安敦誌は、メルクマール解説専用サイトになるかもしれない。それはそれで面白い。危険な地下迷宮への入り口は、日常のすぐ隣に口を開いているのだ。求めよ、されば与えられん。拒めよ、されば隠されん。そういうふうになっている。

google以外の方法、というものも検討を始めてみたほうがいいのかもしれない。世界はどんどん広く、そして深くなっている。ミイラを探してミイラになるのも、それはそれで面白い生涯に違いない。

参照:中島敦「木乃伊」
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by antonin | 2009-07-23 13:05 | Trackback | Comments(0)

陰謀論リターンズ

おいおいっ。

新型インフルエンザ:90歳代以上に免疫 スペイン風邪で抗体--東大など - 毎日jp(毎日新聞)
新型インフルエンザに対する免疫を1918年以前に生まれた人は持っている可能性があることを、東京大医科学研究所などが明らかにした。また、新型ウイルスは季節性と違い、肺で増殖するなど強い毒性を持つことが動物実験で示された。

マジすか。逆に言うと、90歳代未満は抗体がないの? それって今年の冬マジヤバくねっスか?

まぁ、陰謀というより人為ミスなんだろうけど。こういうの、ホント勘弁してください。

ちなみにリターンする前の記事はこちら。
安敦誌 : さて、
安敦誌 : 分水嶺は1977年

マスメディアの沈黙が怖い今日この頃。今のうちにマスクでも備蓄しておきましょうか。
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by antonin | 2009-07-22 00:20 | Trackback | Comments(0)


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