安敦誌


つまらない話など
by antonin
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索
最新の記事
サンセット・セレナード
at 2017-04-12 23:17
水分子と日本人は似ている
at 2016-06-04 01:49
ほげ
at 2015-06-05 03:46
フリーランチハンター
at 2015-04-17 01:48
アメリカのプロテスタント的な部分
at 2015-04-08 02:23
卯月惚け
at 2015-04-01 02:22
光は本当に量子なのか
at 2015-03-17 23:48
自分のアタマで考えざるを得な..
at 2015-03-06 03:57
折り合い
at 2015-03-01 00:19
C++とC#
at 2015-02-07 02:10
記事ランキング
タグ
(295)
(146)
(120)
(95)
(76)
(64)
(59)
(54)
(45)
(40)
(40)
(39)
(32)
(31)
(28)
(27)
(25)
(24)
(22)
(15)
最新のコメント
>>通りすがり ソ..
by Appleは超絶ブラック企業 at 01:30
>デスクトップ級スマート..
by 通りすがり at 03:27
7年前に書いた駄文が、今..
by antonin at 02:20
助かりました。古典文学の..
by サボり気味の学生さん at 19:45
Appleから金でも貰っ..
by デスクトップ級スマートフォン at 22:10
以前の記事

<   2010年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧

無智亦無得

ホメオパシーについて思うところを少し書いたけれども、書き上がると退屈に感じてしまって放置してある。結論はいつもと似たようなものになってしまった。

生命保険の売り方といえば、「義理と人情とプレゼント」のGNPが大事だという話があったが、最近では顧客の生活に入り込む売り方は敬遠されてきて、義理は残ったが人情の方は薄れてきた。代わりにファイナンシャル・プランナーの資格で生涯の収支シミュレーションをおこなって、データで説得するようになった。だから最近では「義理とデータとプレゼント」のGDP商法に移行している。なんていうネタも思いついたが、やっぱり退屈な感じがして、話がふくらまない。

ライフゲームの方はビットマップで記憶も計算も実行するモデルで実装が進んでいるが、完成する前に1日が24時間に戻ってしまいそうな気配なので、未完のまま放り投げてしまうかもしれない。

東京というのは全体が薄いガス室になっていて、希釈された毒に日常曝されている東京人は、化学毒性に対する耐性が高くなっている。これがホメオパシーの原理である。なんてネタをでっち上げたところで今日は寝る。
[PR]
by antonin | 2010-08-30 22:11 | Trackback | Comments(0)

白い月

b0004933_105022.jpg


昨日は南からの風が強く吹いて東京の大気もいくらか透明になり、今日も日暮れから間もない空に明るい満月が光った。中秋の名月にはまだ一ヶ月早いけれども、なかなかいい月だと思う。

以前は背景の黒に引きずられるコンパクトカメラのAEを騙すのに苦労したが、今度のF70EXRはマニュアルモードがあるので、この程度の写真は簡単に撮ることができるようになった。拡大するとノイズフィルタが処理をした形跡などが明らかで、今度はRAWデータが欲しいと思うようになったりと欲が出るけれども、そうなると究極的には天体望遠鏡とかそういう世界になってしまって際限がなくなるので、この程度でよろしいのではないかと思う。

今のところ月は白くて、デジタルズームで拡大するとホワイトバランスが変化して黄色くなったりするが、月を眺めて凍えるような時期になると、月の光は青白く変わる。その頃になったらまた凍えながら撮影してみたい。
[PR]
by antonin | 2010-08-26 01:28 | Trackback | Comments(3)

景気とかプログラムとか

ドルが85円割れ、日経平均も9000円割れ。夏枯れとはいえ、あーあ。これで二番底とか騒ぐには早いんだろうけれども、株価というのは先行指数だから、この先もしばらく景気はあまり良くなさそうだ。

ドルが84.72円を下回る、15年ぶり安値更新 | Reuters

日経平均は9000円割れ、小手先の対策なら反発は短期か | Reuters

--

時間を浪費しつつプログラムを書いたりしているが、それはそうと、GollyというGPLベースのマルチプラットフォームなソフトが見つかって、使ってみたらこれが楽しい。アイデアとして考えていたことは、ほとんどが高い水準で実現されていた。まぁコア計算の細かい部分では試してみたいところもあるし、他にも使っておきたいテクニック等があるので自作のほうをやめることはないが、ライフゲームそのものを楽しむにはGollyを使えばいいような状況になった。

ソフトに登録されている既知のパターンも面白い。コンウェイのライフゲーム以外のルールも色々と登録されているようだ。コンウェイのルールでも、2005年に考案されたメタピクセルなんていうのがあって面白い。TFT液晶のような構造をしていて、正方形のメタセルの周囲にいくつかの回路が描かれていて、「宇宙船」パターンを飛ばして情報処理をしている。コンウェイのライフゲームはチューリング完全らしいが、実際にこういう機能を持ったパターンを目にすると感慨深いものがある。

何かを実現するために道具の使い方を覚える人が多いが、私はどちらかというと道具の仕組を理解するために試しに何かを作ってみるという性分なので、作って何をするというわけではないが、作る過程で色々と知ったり理解できたりするのが楽しい。Gollyで使われているHashLifeというアルゴリズムは、似たような仕組をどこかで見たことがあるが、実現時期を考えると知っている手法がこのHashLifeの影響を受けたか、あるいは共通の祖先を持っているというのが正しいのだろう。

プロセッサの機能を有効利用するアルゴリズムなどを考えていると楽しいのだけれど、考えすぎると夜の寝付きが悪くなるのが問題で、このあたりはうまく調整していかないといけない。
[PR]
by antonin | 2010-08-24 18:01 | Trackback | Comments(0)

プログラムの話、その後

先日から再開したライフゲームのプロトタイプ作りが、ひとまず動くところまで到達した。15年間のハードウェアの進歩を実感するような高速にはならなかったが、着手した当初の、GDI+を使った絶望的な遅さからはDXライブラリによって解放され、及第点程度の出来にはなった。80x60の小さな領域ながら、ランダムな初期配置から毎秒150世代程度の計算速度が出た。

調子に乗って、試しに800x600としてセル数を100倍に拡大して、そのうちの80x60だけを表示するようにしてみたが、プロトタイプで使った計算モデルがあまり効率の良いものでもないので、かなり残念な速度にまで低下してしまった。次はセルのデータ構造を変更して、もう少し効率の良いものにしてみたい。現代のプロセッサスピードなら1000万セルくらいは実時間で計算できるに違いないので、表示はともかく演算の速度は効率を追求してみたい。

計算のオーダーはセル数に対してO(n)だとして、単純に計算すると最低でもプロトタイプの50倍速程度には加速しないといけない。10メガセルだと、セルをビット表現すれば1280KBに収まる。メモリはふんだんにあるのでデータ容量を節約する意味はないが、データが小さいとプロセッサ上のキャッシュに乗る率も上がるので、計算速度の面から役に立つこともある。それにデータをビット単位にするとビット演算命令が使えるので、レジスタ長に収まる複数セルの計算を同時に処理するアイデアも使える。最終的にはSSE2のSIMD命令を組み立ててコアルーチンを書いてみたい。こういうネタを考えるのは楽しい。

ついでにWindowsのコントロール類やイベントの扱い方を練習しておけば、どこかで何かの役には立つだろう。GUIまわりのプログラミング経験はExcel VBAのフォームで多少練習したくらいだが、今回も全く知識ゼロから手を付けるよりはいくらか理解しやすかった。久しぶりにVisual Studioを触ってみると、デバッグ操作やC++の細かい文法をかなり忘れてしまっていた。覚えるのと違って調べて思い出すのは時間を食わないから、いいリハビリになった。

9月からは1日が24時間に戻りそうな気配もあり、まぁいいんじゃないかな、という具合の今日この頃。
b0004933_22351414.jpg

[PR]
by antonin | 2010-08-21 22:53 | Trackback | Comments(0)

懐かしのダンス・ミュージック

リア厨、つまり本当の中二の頃に聞いていた音楽がYouTubeで拾えたので、リンクだけここに残しておくことに。ジョージ・セル指揮、クリーブランド管弦楽団の演奏とあるので、おそらくは1970年前後のCBSの録音だろうし、今ならSonyあたりが版権を持っているんだろう。オブジェクト埋め込みとかしてしまうと削除されてしまう可能性も高まるので、ひっそりと。

YouTube - スラヴ舞曲 第10番 ホ短調 ドヴォルザーク.wmv

こういう艶っぽい弦楽合奏の音色は最近ではめっきり聞かなくなりましたね。おそらくこれと同じ音源によるカセットテープを、父親がカーステレオ用にマイケル・ジャクソンのスリラーのテープと一緒に買ってきて、それをダビングさせてもらってヘッドフォンステレオで繰り返し聴いていた記憶が。

この管弦楽版もドヴォルザーク本人による編曲だけれど、元はピアノ連弾用の編曲で、こちらは今ではあまり演奏機会も多くないものの、作品が書かれた当時は多くの楽譜が売れるピアノ版のほうが出版社の収益源になっていたという話もあるらしい。これも良いものがYouTubeで拾えたので、リンクだけ。

YouTube - Duo Lechner Tiempo : "Slavonic Dance, Op. 72, No. 2 in E minor" by Antonin Dvořák

しかしまぁなんですね、他の人のblogとかを読ませてもらっても時々音楽ネタが出てくるんですが、音楽だけは趣味が合わないとどうしようもないですね。コドモたちの中でも私に似て寝付きの悪いムスコ1号だけが、ヘッドフォンで音楽を聞いていたりすると興味を示して時々聴かせるよう言ったりしますが、1分以内に眠れるムスメなんかは全く興味がないようです。
[PR]
by antonin | 2010-08-21 01:00 | Trackback | Comments(0)

我が祖国

私がチェコの音楽を好きになる起点となった曲は、スメタナの「モルダウ」だった。モルダウというのはドイツ語の呼び名なので、本来ならチェコ語で「ヴルタヴァ」と呼ぶ方がいいのだけれど、日本にはドイツ経由で入ってきた音楽なので、とりあえずはモルダウでいいと思う。

ところで、ヨーロッパの都市には、その中心にヴルタヴァなりドナウなりテヴェレなりといった大河が貫通している場合が多いような印象がある。ヨーロッパに都市が形成された原点にはローマ帝国があって、ローマ帝国の都市は基本的にローマを模倣していると考えられるから、そういう理由からヨーロッパの都市には大河が付き物と考えることもできる。けれども都市生活に川の存在が不都合であればそういう都市が存続することもないわけで、やはりヨーロッパ人の都市生活には大河の存在が合理的なのだろう。ただ、その理由がわからない。

日本の都市というのは日本人にとって理解しやすくて、要するに水田を作るのに必要な水源と平地の確保できる土地に作られる。治水技術の未熟だった時代には盆地のようなところに町が作られたが、戦国期に土木技術が発達してからは、それまで氾濫原だった沖積平野を流れる河川を固定化して都市を作るようになった。ヨーロッパの都市には大きな川が一本、蛇行しながら貫通しているが、日本の都市では河口付近の平野部を河川が網の目のように通る。

日本の平野部では大小の川が複雑に流れるが、ヨーロッパの内陸部では大河がその他の流れを集めて一本に流れる。アメリカなどでは道路には必ず名前が付いている一方で区画には名前がない場合があるらしく、区画には必ず名前が付いていても道路には必ずしも名前がついていない日本とは逆だというから、ヨーロッパの川と街の関係も、ひょっとすると同じように水路優位なのかもしれない。

そう考えると、プラハではなくヴルタヴァが歌われるのも理解できるし、ウィーンではなくドナウが歌われるのも理解できる。日本でも古い民謡などでは川を歌うものが少なくないような感じもあるが、都市の情景として川を歌う曲というのは、やはりそう多くないように思う。ましてや郷土愛や祖国愛を託すとなると、川よりは背後にそびえる山や、平野が面している海がその役割を負うことが多い。

ヨーロッパ大陸を貫く大河と、島国の山から海へ直行する川では当然性質も変わってくるのだろうけれども、日本の川のほとんどが無粋なコンクリート製の樋として都市を流れるようにされてしまった文化的な背景がどんなところにあるのか、ちょっと調べてみたいような気分になった。
[PR]
by antonin | 2010-08-18 03:15 | Trackback | Comments(0)

プログラムの話

久しぶりに趣味のプログラムに取り掛かってみた。ネタは学生時代によく遊んだライフゲーム。現代的な環境ではどれだけ早く動くようになったのかを体験してみたい。

本を読んだりネットを逍遥したりして今日までに分かったことは、

・Windowsでは単純な2Dグラフィックを表示するにもいろいろな方法があって、案外面倒。
・C++/CLI/GDI+は簡単便利で互換性も高いが、表示が非常に遅い。
・古典的にWin32-API/GDIだと、XPでは非常に早いがVistaだとかなり遅い。
・Direct2Dは高機能かつ高速らしいが、XPで動かない。

という感じ。

現状でまんべんなく動作速度を確保しようとすると、Direct3D9を平面的に使って2D表示させるというのが唯一の解になるらしい。これを本格的にやろうとすると、DirectXベースのフレームワークを用意して、そこから呼ばれる形でアルゴリズム・コアを実装するというのが標準的らしい。

そういった情報を収集している過程で、そこまで本格的にならずにWin32-APIのスキームからDirectX9の技術を利用できる「DXライブラリ」というのがフリーで公開されているのを発見した。最初はこれで練習してみようかと思う。なにしろアプリケーションレベルになるとDOSでの経験しかなく、Windowsアプリ開発の経験自体がないので、15年のブランクを取り戻すにはこういう過程を踏むのも悪くないだろう。

アプリの機能や実装についてはアイデアがたくさんあって夢が広がるのだけれども、とりあえずは興味を失わないように継続するように注意していこう。退屈の病に襲われると何もする気が起きなくなるので。

DBを持ったwebアプリとかクライアントサイドでのDOMスクリプティングとかも面白そうではあるけれども、自分自身がwebアプリのあまり良いユーザーではないということもあって、あんまり具体的なネタが思い浮かばない。

JavaScriptで波をつくろう。リアルタイム波形生成&再生 - Yanagi Entertainment

こんなのは面白そうですけどね。
[PR]
by antonin | 2010-08-10 22:01 | Trackback | Comments(0)

巨大数への冒険

徹夜明けで頭がおかしい。勢いで、久しぶりに理数系ネタを。

2+2=4
2+2+2=6
2+2+2+2=8

このように同じ数を繰り返し加算するのを省略して書くと、

2x2=4
2x3=6
2x4=8

という具合に乗算になる。

2x2=4
2x2x2=8
2x2x2x2=16

このように同じ数を繰り返し乗算するのを省略して書くと、

22=4
23=8
24=16

という具合に指数関数になる。こうやって数学には新しい関数が追加されていくのだけれど、大きな数を扱うのにはだいたい指数関数で用が足りるらしく、それ以上の関数というのは滅多にお目に掛からない。しかしそういう関数が存在しないのかというともちろんそんなことはなく、素人が思いつく程度の関数はすでに用意されている。

テトレーション - Wikipedia

指数関数を自然数回繰り返した関数を、tetrationと呼ぶらしい。Wikipediaの記述によれば特に意訳はなくてテトレーションと音訳で呼ぶらしいが、tetra-はギリシャ語で4の意味なので、漢訳すると「四算」とか「丁算」という具合になるだろう(「丁」は甲乙丙丁の4番目)。ただしあまり実用的な関心は寄せられていないらしく、数学的記号法も統一されていない。

tetrationが出てくれば次は当然tetrationをn回繰り返したpentation的なものも考えられる。となると、このように繰返し演算の繰り返しで次の演算を作り出すというステップ自体を、自然数回繰り返して得られる演算という一般化を考えたくなる。そういうものにもちゃんと名前が付けられていて、Wikipediaによると「ハイパー演算」と呼ぶらしい。

ハイパー演算子 - Wikipedia

指数関数や階乗計算などは独立変数の定義域が複素数域まで拡張されていて、それぞれ超越関数としての指数関数やガンマ関数が用意されている。同じような具合で、自然数から自然数への写像であるハイパー演算そのものはどれも初等関数になるけれども、可能性としてはおそらく指数関数と同様に実数域や複素数域への拡張ができるのだろう。

ただ、テトレーションでも既に十進表記を諦めたくなるような勢いで猛烈に増加する関数なので、それ以上のハイパー関数を人間の想像力が扱えるのかという疑問はある。ただし、楕円関数と有理数の関係のように何かの証明に利用できるなどという話になれば、プロの手にかかって猛烈な勢いで関数の性質が暴かれていくような気もする。

折角なので、2のpentationで3というのを計算してみることにする。Wikipediaにあるハイパー関数の記法を利用すると、

hyper(2,5,3)

という表記になる。まずはこれをテトレーションまで落としてみる。元の数はあくまで2で、これをテトレーションするという演算を3回繰り返すわけだが、テトレーション2なのかテトレーション3なのか、あるいはテトレーション1なのか。分からなくなってきたので加算と乗算の関係をハイパー演算記法で書いてみる。

2x3
= hyper(2,2,3)
= 2+2+2
= hyper(2,1,1) + hyper(2,1,1) + hyper(2,1,1)
= hyper(2,1,1) + hyper(2,1, hyper(2,1,1) )
= hyper(2,1, hyper(2,1, hyper(2,1,1) ) )

この方法だと乗算と指数関数の関係もうまく書ける。面倒なので書かないけど。これに従うと、2 pentation 3は次のようにテトレーションに落とせる。

2 pentation 3
= hyper(2,5,3)
= 2 tetration 2 tetration 2
= hyper(2,4, hyper(2,4, hyper(2,4,1) ) )

次に、これを指数関数に落とす。繰り返しが1回というのは演算は一度も行わないということなので、

hyper(a,n,1) = hyper(a,n-1,1) = hyper(a,1,1) = a

ということになる。2の1乗は2だし、2x1も2だし、(0+)2も2になる。よって、

hyper(2,4, hyper(2,4, hyper(2,4,1) ) )
= hyper(2,4, hyper(2,4,2) )

まず内側のテトレーションから片付けると、hyper(2,4,2)というのは2の肩に指数を乗せて2段積みにするいう意味なので、普通に22になる。これは2x2に落とせて4になる。よって

hyper(2,4, hyper(2,4,2) )
= hyper(2,4,4)

これも同様に、2の肩に2が3つ乗って、全部で4段積みになっている。これをHTMLでうまく表現できるかわからないが、強引に記述すると2222となる。あとは上から順に指数計算をしていく。

hyper(2,4,4)
= 2222
= 224
= 216
= 65536

おや、思ったほど巨大数にはならなかったな。折角だから2 pentation 4を計算してみるか。今度は上記プロセスを一気にやってみる。

hyper(2,5,4)
= hyper(2,4, hyper(2,4, hyper(2,4, hyper(2,4,1) ) ) )
= hyper(2,4, hyper(2,4, hyper(2,4,2) ) )
= hyper(2,4, hyper(2,4,4) )
= hyper(2,4,65536)

...うげっ、2の65536段積み指数関数? もはやHTMLで書こうという気すら失せますね、こりゃ。一応^記号を使って指数表記すると、

2^2^2^2^2^......^2^2^2^2^2

という形になって、この2が全部で65536個あるという。おそらくこれはグーゴルプレックスよりはるかに大きな数字になるんでしょう。あ、pentationの説明と計算例がWikipedia英語版に載ってるよ…。まぁ、計算合ってたらからいいか。

Pentation - Wikipedia, the free encyclopedia

ちなみにこのハイパー演算にも指数関数に対する階乗関数のような姉妹演算があって、アッカーマン関数というのが定義されているようです。

アッカーマン関数 - Wikipedia

Wikipediaの記述にある表を見ると、

hyper(2,5,4) = A(5,1) + 3

になるみたいです。この大きさの数で差が3というのがなんとも微妙で面白いですが。量子コンピュータが実用化される時代の暗号化理論などでは、ひょっとするとこういう鬼のような関数が乱れ飛んでいるかもしれません。太陽質量のフェルミ粒子を全て計算につぎ込んでも宇宙年齢程度の時間を要する計算安全性とか、そういう恐ろしい話。

関連ページを読むと他にも色々と面白いネタが転がってますね、この周辺には。

グラハム数 - Wikipedia
不可説不可説転 - Wikipedia
巨大数 - Wikipedia

このあたりになると宇宙スケールの数字が小さすぎて話にならないとか、そういう世界になるらしい。数学恐るべし。日本の塵劫記の巨大数記述が日本人の自慢ですが、「恒河沙(ガンジス川の砂粒の数)」とか「阿僧祇(数えきれない)」とか「不可思議(考えつかない)」とかいう仏典由来の言葉を引いて順序付けただけみたいです。

那由他 - Wikipedia

tetrationとかpentationを、無限級数なんかを使って複素数域まで拡張してみるとなかなか面白いことになりそうですが、そういう能力はないのでこれにて結。

--

本日の異口同音:「きのえねランド」(3件)

漢字で書くと「甲子園」。
甲子園 - Wikipedia
一帯は、その中核である大運動場が1924年に開設され、その年が干支でいう甲子の年であったことから「甲子園」と名付けられた。
だそうで。ちなみに今年2010年は「庚寅(かのえとら/こういん)」だそうです。(2010年の干支より)

--

(続編)
続・巨大数への冒険 : 安敦誌
[PR]
by antonin | 2010-08-10 11:51 | Trackback | Comments(0)

煙草と酒と

昨日は「ゆる友」アッサ夫子と下北沢で遊んできました。定番の水タバコと、各地の地ビールが楽しめるお店をハシゴ。

水タバコ / シーシャ 下北沢 shisha

下北沢【Beer Bar うしとら】

メニューのメモ、覚えている範囲で。
【シーシャ】
・ミゾ アプリコット
・コーラ(drink)

【うしとら】
・ファースト・インパクト(うしとらオリジナル)
・いわて蔵リアルIPA(岩手)
・いわて蔵フジヤマ・ランビック(岩手)
・箕面スタウト(大阪)
・鶏ハラミの黒胡椒焼
・タコの唐揚げ
・豚の香草焼

シーシャは2号店(グランド)のほう、うしとらは一号店のほうでした。

うしとらではワインのソムリエよろしく、こちらの希望を聞きつつ、銘柄だけでは読み取れない味の違いを説明してビールを選ばせてくれました。これは新鮮な体験でした。地ビールは味と香りの幅が広いので、事前にこういう説明が聞けるとうれしいです。どのビールも個性的で非常にうまかったのですが、会話に夢中だったこともあって、記憶があいまいなので味の評価は勘弁してください。

で、時間を忘れていろいろなことを話してきましたが、そうすると今日は昨日までの退屈が嘘のように色々な考えが頭をめぐるようになりました。社会から半分離脱して脳が機能低下していたところに、昨日の会話が良い刺激になったようです。どうもありがとう>アッサ夫子

とりあえず今日は放り出してあったゲームプログラミングの本でも読むかな。ゲームはゲームでも、学生時代にDOSで作ったライフゲームを、XPやVista以降の環境で作るとどうなるのかを試してみたいだけなんだけど。
[PR]
by antonin | 2010-08-06 10:54 | Trackback | Comments(0)

氾濫原に反乱軍

電子機器の内部に使われる部品で、個別のパーツを載せるボードを「プリント配線板」と呼ぶ。これを通常は簡単に「基板」と呼ぶ。ところが、これを「基盤」と書いているのをよく見かける。おそらくは誤変換に気付いていないだけで、「確率」と書くべきところを「確立」と書いてしまうのと似たようなものなのではないかと思う。けれども、厳密に言うと部品の載っていない基板は「プリント配線板(printed wiring board)」と呼ぶのに対し、これに部品を実装したものは「プリント回路板(printed circuit board)」と読んで区別する流儀もあるので、ひょっとすると部品の載っている基板を特に基盤と表記するような流儀もあるのかもしれない。このあたり、どう調べたらいいのかわからない。

プリント基板とプリント基盤 - その他(学問&教育) - 教えて!goo


似たようなもので、男性が街中の女性を口説く行為を「ナンパ」というが、これを「難破」と書くのもときどき見かける。本来は、安易に女性に流れない「硬派」の対義語ということで「軟派」な男の行為をナンパと呼ぶのだと記憶している。しかし「中坊」が「厨房」で通用してしまうのがネットの流儀でもあるので、最近は「難破」でも通用するのだろうか。あるいは、引っかかった女性の立場が難破船に似ているから、というような語源説でもあるのだろうか。

難破とか - finalventの日記


この勢いで行くと、「河川が反乱する」という表記を見かけるようになる日も来るのかもしれない。ゲリラ豪雨で反乱鎮圧部隊が出動というのもなんとなく意味的に合っている感じがしないでもないけれど。まぁ、反乱じゃなくて叛乱だとか、氾濫じゃなくて「はん乱」だとか言い出すとまた別の問題になりますが。対流圏の上層部に発生する筋状の雲を「巻雲」と書くか「絹雲」と書くかで年代がバレたりなどして、なんだか面白い。

そういう自分も、きっと知らないうちに漢字の間違いは犯しているのだろう。子供の漢字学習を見ていて正しい書き順を字典で調べてみると、思いのほか間違って覚えている字が多かった。行書草書を使わない現代では書き順が多少間違っていたところであまり深刻な不都合もないのだけれど、やはり基本的なところを間違っているというのは気持ちが悪い。小学2年生のテストを今改めて受けてみると、いったい何点取れるのだろう。ちょっと心配になる。

塩化ナトリウムがナトリウム塩化物になったというような役所の都合で左右される定義の問題もあって、あんまり厳密に考えるのもどうかな、という気はするけれども。
[PR]
by antonin | 2010-08-06 02:57 | Trackback | Comments(0)


フォロー中のブログ
外部リンク
外部リンク
ライフログ
ブログパーツ
Notesを使いこなす
ブログジャンル