by antonin
検索
最新の記事
記事ランキング
タグ
雑感(302)
雑談(151) 妄想(126) ニュース(96) 散財(77) web(65) おバカ(59) 検索(54) 親バカ(45) 日本語(41) PC(40) 季節(39) 昔話(35) 信仰(31) 政治経済(29) イベント(27) 言語(25) 音楽(24) 言い訳(22) ビール(15) 以前の記事
最新のコメント
ライフログ
ブログパーツ
ブログジャンル
|
5時に目を覚ました。夢というのではないが、起き抜けの時には仕事の厄介について考えていた。夢の要素はなかった。時間に追われて仕事をしているときと同じことを考えていた。 仕事の上の2時間、3時間を予定外に消費したことを咎められる時の気分というのは、外食で4000円程度の消費を咎められる時の気分に似ている。そこには確かに消費しただけの価値はあるのだが、お前にはそれを消費する価値はないと言われている気がして、憂鬱になる。果たして価値があるのかというと、確かにないようにも思う。 -- 2年近く前に、twitterのタイムラインでAmazon安売りが紹介されていたマンガをまとめ買いで購入した。購入履歴を掘り返すと、15冊全巻セットで645円とある。1冊あたり45円である。その頃にいろいろと購入したので、しばらくは読みもせず放置していた。今年に入って、文字で書かれた本を読む力をかなり失ってしまったので、その頃に購入した漫画をKindleで読み始めたのだが、名作だった。まだ大衆に知られていない名作というよりは、ある種の日本人の心を刺すような作品だった。 現在は1冊432円で販売されている。kindle unlimitedのリストに入っているので、人によっては無料で読めるのだろう。1986年から1997年にかけて描かれた作品だという。私の年齢でいうと、14歳から25歳にかけての作品ということになる。私には妹がいたので実家にはいくらかの少女マンガ誌があったが、この作品が掲載されていた「ぶ~け」という雑誌を見たことはなかった。 この作品のネタバレを書くかどうかは迷うが、私が書いてみても価値がないように思った。ただ、本作には自分に重ね合わせたくなるような青比古という登場人物がいて、私の妹に重ね合わせたくなる透祜という人物もいる。ただ、その二人は兄と妹ではなく、もう少し離れた関係にある。その離れた間に、兄にあたる鷹野という人物もあるが、その人物にはあまり私と重なる部分がない。本来はこうありたかった自分、という意味では重なるかもしれない。概要が知りたければWikipediaに項目がある。 イティハーサ 私は書籍としては小説より学者の書いた一般向け書籍などを好んで読む方だったが、マンガにはそういうジャンルはないので、物語ばかり読むことになる。そうすると、不思議と女性作家の作品に魅かれることが多い。家系にも地元にも勤め人の少ない環境に育ったこともあって、現代の勤め人を描く作品にあまり魅力を感じない。運動が苦手だったこともあって、スポーツものや戦闘ものにもあまり魅力を感じない。といって恋愛ものにも魅力を感じない。となると、本作のような精神性を持った物語に近づくわけだが、そうなるとどういうわけか女性の描く作品にたどり着くことが多い。幻想的な本作もそんな作品のひとつだ。 -- 日曜日の朝早くに目が覚めて、週末に独断で少し薬を減らした影響なのか、勤めのことを考えている。増薬して勤め人としての耐性を高めて生き続けたほうがいいのか、減薬して自分らしさを取り戻して死んだほうがいいのか、まだ迷いがある。どこまで始末を付けたら残した人が困らないのか、まだ迷いがある。過去に、まだ生きようと決めて、この世への未練を減らすような保険商品を切り捨てたことがあった。それが今になって利いていて、モラルハザードになる補償が少ないことが確かに現世への未練になっているが、その未練に苦しんでいる。 通貨の形をした借りはもうないが、通貨の形をした蓄えもない。通貨の形を取らない蓄えは不動産の分譲所有権程度のものだが、通貨の形を取らない無形の借りは、もう返済不能の不良債権として焦げ付いた状態になっている感じもする。あとは、サンクコストとして損切りをするかどうか、それを債務側の独断で決行するという罪を犯すのか、塩漬けにして先送りするという罪を債権者と共有していくのか、という選択しか残っていないように思う。
by antonin
| 2018-04-08 06:35
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||