by antonin
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もう、ちょっとアレな時間なわけだが、軽く反応してから寝る。 皆殺しの天使 : OMEN-061112 でもゲーデルは78年、研究室で本当に餓死しました。 上記が面白い。少し引用してみよう。 しかし相対主義は、この実存自体が相対的であり、時代と情勢によって使い分けることが重要である、という主張をするのですが、しかしこれは論理的な階数が異なっており、相対主義は実存主義のメタ的態度であると言えます。同等に扱うことはできません、なぜなら、「ウソつきパラドックス」のような矛盾があるからです。つまりは、相対主義というものは、人間の合理的判断そのものに沿ったものであって、人間誰しもが、アプリオリに持っているはずのもの、実存主義的な洗脳以前の本来の精神の姿であるということができます。これに“~主義”という語を当てはめることに、私は大きな抵抗を感じるのです。 ちょっと待て、私は相対主義者だぞ。これは困った。 いや、実は困ることは無かった。 「相対主義という語を使う人間というのは、読書の態度を誤った、自分のオリジナルの思考を破棄してしまったバカか、本で得た自分の知識をひけらかしたいだけの自己顕示欲ヤロウでしょう」 私は後者です。本で得た、自分の知識をひけらかしたいだけの自己顕示欲ヤロウであります。中年になるとこういう卑怯な開き直りという技が使えるので大変便利だ。ただなんというか、私の言う相対主義というのは、彼の読んだ本が主張するそれとは若干異なるかもしれない。読んでいないのでわからないけれども。 安敦誌 : 妖怪の99.9%は仮説 上記の大部分をざっくり読み飛ばして、最後から2段落目で私の立場を表明している。 私は相対論者なのでこのように考えるけれども、相対論と言っても「あれも正しい、これも正しい」とは考えず、「あの前提に立てばあれが正しく、この前提に立てばこれが正しい」のであり、かつ「一人の人間が立てる立場は限られており、有効な前提もまた限られる」とも考えている。結局は自分が正しいと思うように考え、行うしかなく、他人と折り合いが付かないのなら折り合いを付けずに放置するというのもまた、ひとつ上の水準で折り合いをつけるための有効な方法のひとつなのだろうとも思う。 と、今日もひとつ矮小な自己顕示欲を満たしたところで眠りに就くとしよう。
by antonin
| 2008-11-18 04:21
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Tracked
from 皆殺しの天使
at 2008-11-19 02:51
タイトル : 相対主義
先日、06年分の日記を書いて、相対主義についての話だったのですが、antoninさんからレスポンスを頂いたので、これについてですが・・・・・ あの日の日記(というと、2年前のことなのですが)の内容としては、相対主義が「主義」には当らないということですね。周囲が絶対主義的にポリシーを唱える中で、相対主義の立場の人間が入ってくると、ただ彼としては眺めるだけといった感じで。「じゃあ、あなたはどう思うんですか?」と相対主義者に問いたとしても、「あなたの立場ではその意見は正しいですよね。でもこちらの意見と...... more
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